標的７８８＊揺るがない ページ16
《XANXUSside》
コイツは、随分変わったな……。
俺の隣でAを宥めている獄寺を見て思う。
命知らずに突っ込むようなガキが、今はボスの支えという役目を果たそうとしている。
なるほど。
十年後のAの右腕は、こうして成長するのか。
レ「変わったな。」
べ「オレと戦った時とか、右腕云々って命捨てようとしてたぜ？」
マ「いい成長じゃないか。」
ス「だなぁ。」
ル「ホントね。」
Aの仲間の成長は、Aを守る奴の成長でもあるので、俺としても悪い気はしない。
逆に、常に傍に居られない俺に変わってAを守る奴らなので、成長してもらわなければ困る。
それぞれが、それぞれ成長し、Aと共に歩む力を持つことを俺としても望む。
貴「ありがとっ……獄寺君っ……！」
獄「いえ。十代目の右腕として、当然のことっスから！」
やっと、笑みを見せたA。
それにいつもと変わらないようなニッとした笑みを返す獄寺。
ス「う゛ぉぉぃ……。殺気出すなぁ、ボスさんよぉ゛……。」
Ｘ「あ？」
無意識に出していたらしい。
貴「私、もう一度ちゃんと炎真君と話がしたい。�祇い里海箸癲帖帖�」
獄「オレも、初代がアイツらが言ってたようなことをしたとは思えません。」
べ「でも、ホントかもしんねーぜ？ こっちに伝えられてることが全部ホントだとは限らねーし。嘘を伝えてるかもしんねーじゃん。」
ル「過去のことは、今となっちゃ分からないものね。」
不都合があって、偽りの歴史を伝えることもできる。
初代がそれをしたとは思いにくいが……。
貴「兄弟ファミリーとまで言われてたなら、初代は絶対に見殺しにするなんてことしない。」
はっきりと前を見据え言ったA。
揺るがないだろうな…。
この声を聞いたならそう思う。
貴「誤解があるはず……。それを解きたいし、クロームも助ける。だから行く！」
獄「はい！ お供します！」
了「おぉー！ オレも行くぞ！」
バッと立ち上がったAと、やる気を見せる2人。
全く、コイツらにはこっちが振り回されそうになる。
タ「その覚悟が本物なら、こいつらが応えてくれるはずじゃ。」
扉を開け、入って来たタルボ。
押している台に乗っているのは、がちがちの岩のような物。
まさか、それがボンゴレリングか……？
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桜(プロフ) - 猫髪さん» 大きく成長してる獄寺君ですね。カッコいいです！ これからも頑張ります！ (2017年11月3日 17時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫髪 - ごっきゅんカッコイイネ！ス「かっこよくてもその呼び方なんだなぁ」おぉ 久しぶりスク 今日を合わせて3連休よ ス「面倒な宿題あるけどなぁ」そうなんだよ 作品展でつくるななんか設計図的ななんかよ 面倒だね これからも頑張ってください！ (2017年11月3日 14時) (レス) id: ca78c9dada (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - わんセグさん» なんでなんでしょうね？ｗ 原作でも思いましたけど……。 (2017年11月1日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
わんセグ - しとぴっちゃん怖いです。なんでそんなに詳しいのか。しかも幼少の頃も知ってるって・・・。一瞬ゾワッとしました。更新楽しみに待ってます。 (2017年11月1日 18時) (レス) id: 516a837241 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 猫髪さん» これからは色々ありますね。ありがとございます。気を付けます！ (2017年10月29日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年9月15日 17時
