標的７８６＊躊躇なく ページ14
タルボじじ様が、地下の部屋でリングのVer.アップをしてくれている間、私たちは城の一室で待機することになった。
『VARIA』の皆も居てくれてる。雲雀さんは隣の部屋。
ガナッシュさんたちはシモンについて調べてくれてる。
炎真君………。
思い出すのは、炎真君の冷たい目。
�祇い�彼らが言っていたようなことをしたとは、思えない。
一体どうなってるんだろう……。
了「頭では分かっていても、いまだに信じられん……。まさかあの青葉紅葉が敵に回るとは……。あのスポーツマンシップは嘘だったのか！」
獄「それを言うならSHITT・P！ もだ。変わった奴だし人間じゃねーが……素直ないい奴だと思ってたんだ。まさか、殺しに手を貸すUMAだなんてよ……。」
貴/了「え！？」
べ「まだ言ってんのかよ。」
ル「好きねぇ〜。」
皆、まさかって思いがある。
敵になるなんて思ってなくて……。
いい友達ができたと思ってたのに……。
リ「山本は、その“まさか”の隙を突かれてやられたことを忘れんな。」
ス「っんのカスガキィ……。」
眉間に皺を寄せるスクアーロさん。
山本は転校初日からずっと、水野君と仲が良かったみたいだから、きっとシモンのことも友達だって思ってたんだろう。
それで、やられるなんて思ってもなくて……。
リ「これからお前たちはシモンと戦い、命の取り合いをしなくちゃならねー。その時、躊躇なく紅葉やSHITT・P！ やエンマと戦えるんだろうな。」
貴「っ………」
獄/了「！」
握った拳が震える。
炎真君と命を懸けた戦いを………。
貴「ごめんね……。」
獄「十代目？」
貴「さっきの戦いもずっと、迷ってた……。信じたくなくて、迷って、拳を向けられなくて……。その所為で皆ばっかり傷つけて……。ごめん。」
了「沢田……。」
マ「A…。」
言葉にしなくちゃいけないのに、震えて言えない……。
言おうとすればするほど、また……泣きそうになる。
私は、こんなにも弱い……。
貴「皆だって……シモンの皆と…仲………良かったのに……」
がしっ！
俯き加減だった私の両肩を掴んだ震える手。
それに驚いて、見上げる。
貴「ごく…でら……くん……？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 925人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜(プロフ) - 猫髪さん» 大きく成長してる獄寺君ですね。カッコいいです！ これからも頑張ります！ (2017年11月3日 17時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫髪 - ごっきゅんカッコイイネ！ス「かっこよくてもその呼び方なんだなぁ」おぉ 久しぶりスク 今日を合わせて3連休よ ス「面倒な宿題あるけどなぁ」そうなんだよ 作品展でつくるななんか設計図的ななんかよ 面倒だね これからも頑張ってください！ (2017年11月3日 14時) (レス) id: ca78c9dada (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - わんセグさん» なんでなんでしょうね？ｗ 原作でも思いましたけど……。 (2017年11月1日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
わんセグ - しとぴっちゃん怖いです。なんでそんなに詳しいのか。しかも幼少の頃も知ってるって・・・。一瞬ゾワッとしました。更新楽しみに待ってます。 (2017年11月1日 18時) (レス) id: 516a837241 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 猫髪さん» これからは色々ありますね。ありがとございます。気を付けます！ (2017年10月29日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜
| 作成日時：2017年9月15日 17時
