標的５４‐４＊お嬢様と執事 ページ29
学校が終わって、校門に向かう。
学校が終わる時間。迎えの車が沢山来てる。
それぞれの家の執事さんたちが門で目当ての人を待ってる。
その中にXANXUSの姿はない。
いつものこと。
門を出て車を探す。
貴「あれ………？」
見つけた車。そのドアに凭れてるXANXUS。
珍しいと思いながら駆け寄る。
私に気づいて視線を向ける。
貴「ただいま……。珍しいね。」
Ｘ「偶にはと思ってな。嫌だったか？」
貴「ううん……。そういうわけじゃ……」
思わず足を一歩引きそうになる。
何か企んでる……？ 帰ったら勉強倍にさせられるとか……。
Ｘ「いい度胸だな。そうしてやる。」
貴「しなくていいよ！ って、何で分かったの！？」
フッと笑うXANXUSが車のドアを開ける。
慣れない……。
車に乗れば、XANXUSはすぐドアを閉めて運転席に乗る。
すぐに出発する車。
貴「どうして外に出てたの？」
Ｘ「なんだ、出ちゃ悪かったか？」
貴「そうじゃないよ！ ビックリしたから。」
両手を振って否定する。
XANXUSが今までしなかった出迎え。
そういえば………
貴「XANXUSはどうして、車から出て見送ってくれたり出迎えてくれたりしないの？」
今まで普通だと思ってた。
そうしてほしい訳じゃない。
でも、XANXUSは今までその素振りを見せたことがない。
私の言葉にピクリと反応したXANXUS。
ルームミラー越しに視線が合う。
でも、すぐに逸らされる。
Ｘ「俺がそんなことすると思うか？」
それ以上、XANXUSは何も言わなかった。
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桜(プロフ) - 猫髪さん» それは大変ですね……。隣に立っても恥ずかしくないくらいってことにしておきましょうｗ これからも頑張ります！ (2017年10月8日 19時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫髪 - 夢主ちゃん…1つ言っておくよ…XANXUSと同じ所に立つと言うのなら スクちゃんに『此奴には勝てない…』と思われるまで無理だと思うけど夢主ちゃんならいけると思うよ！ス「どっちだよ」やぁスクちゃん これからも頑張ってください！ (2017年10月8日 19時) (レス) id: ca78c9dada (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - わんセグさん» これまた意外な人ですね……。ボスが怒りそうですｗ 検討してみます。リクエストありがとうございます！ (2017年10月6日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
わんセグ - 白蘭と夢主の入れ替わりはどうですか？ (2017年10月6日 18時) (レス) id: 597c6ec342 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - ファイアリーさん» 夢主を交え、3人の話を考えてみますね。上手く書けるかな……？ リクエストありがとうございます。頑張ってみます！ (2017年10月6日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年8月22日 17時
