標的７０７＊鶯 ページ27
【十年後side】
《XANXUSside》
森へと続くアジトの入り口。
外を睨む。
べ「もう来るかな？」
ル「帰って来るのは分かってるんだから、もうちょっとよ。」
フ「いい子で待てない子供ですねー。王子(仮)。」
ドスドスッ
フ「痛いですー。」
べ「誰がガキだよ。つか、(仮)とかつけんな。」
レ「ふんっ！ ガキではないか。」
べ「うっせームッツリ。」
フ「というかー、レヴィさんは中入っててくださーい。」
レ「なぬっ！」
ス「う゛ぉぉい！ てめえらぁ！」
デ「相変わらずだな。」
後ろでカス共が騒いでいるが、いつものことなので気にしない。
跳ね馬まで笑っている。
俺はただ森の方を睨む。
まだ来ないのか……。
ガサッ…………
突然の音に、全員が目を向ける。
デ「あれって……」
べ「Aのじゃん！」
俺の前の木に降り立った、一匹の鳥。
鶯だ。
日本で親しまれ、そのさえずりも有名な鳥。
春鳥、春告鳥とも呼ばれる。
その翼に灯るのは、大空の炎。
あれは、Aの匣兵器。
春が好きなAが選んだ匣。
バッ………！
俺と目が合うと、また飛び去って行く。
レ「ボスッ！」
ス「行かせてやれぇ。」
俺はすぐ、その後を追った。
小さな鳥は、木々の間を抜け、飛んで行く。
それを見失わないように走る。
どこかに誘うように飛ぶ。
………………居る。
この先に……。
ボウッ………！
Ｘ「！」
ふと鳥が炎の塊に戻り、スッと消えていく。
消えていく先には、開いた匣。
炎が収まれば、カタリと蓋を閉じる。
それを手に取ってポケットに入れた、後ろ姿。
スーツを身にまとい、
下ろされている髪、
スラリと伸びた背、
その傍にあるボンゴレの紋章のついた棺桶。
あぁ………
帰ってきた……
Ｘ「Aっ………！」
呼んだ俺を振り返る。
いつもと変わらぬ笑みを浮かべる妻。
貴「ただいま、ザン。」
走ってきた勢いのまま、俺はAを抱きしめた。
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桜(プロフ) - マコさん» アーデルは家庭的ですからねｗ スク大変です……。 (2017年7月30日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 猫髪さん» さぁ出てくるでしょうか？ｗ ワクワクしながらお待ちください！ わお！ボスが来るなんて。こりゃ死ぬ気になって頑張るしかないですね！ (2017年7月30日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - シモンのオキャン登場だぜ隊3「はいご紹介いたしますヴァリアーのオキャンスクアーロです」何故に捕まっとる隊1「山本を餌に釣りました」隊3「武感謝する」山「俺何もしてなス「ヴォォォイ放せぇぇ」諦めろスクアホ達からは逃げられん これからも更新頑張って下さいね (2017年7月29日 21時) (レス) id: d74bc02f5c (このIDを非表示/違反報告)
猫髪 - さぁさぁ継承式でXANXUS出てくる！？スク出てくる！？ノーノ X,私「いらねぇ/ねぇ！！」わぁ！ボス！！お久しぶりですね！！X「ハイテンションだな」何時もです！！お気になさらずに！！ボスに は何故ここに？X「カス鮫を回収しに」は、はぁ X「ふん これからも頑張れ」 (2017年7月29日 18時) (レス) id: ca78c9dada (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - マコさん» 獄寺にとってはUMAですからｗ ちゃんと観察続けてます！ｗ (2017年7月29日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年6月15日 18時
