標的１２-８＊続続・原作 ページ9
《XANXUSside》
俺たちを睨む目。
Aの友人である女たちは首を傾げていたが、何も聞いてはこなかった。
何かあると思ったのか、それに少し感心したが……。
この2人は違ったな。
べ「こっちにも色々あんだよ。」
ス「気にすんなぁ。」
その言い方だと余計に気になるな…。
だが大して興味もないのか、「へぇ」という言葉だけで終わった。
校舎内に入っていくヒバリ。
六道骸がAの前に立つ。
骸「ではA、また。」
貴「うん。今度黒曜にも行くね。」
骸「えぇ。待っています。」
……………………。
今すぐにカッ消してやりたい……。
ル「ボス、抑えて！」
ザ「ぶはは！」
笑う俺を睨めば、口角をあげて返してくる。
これに苛立ってもしょうがない。
落ち着け……。
去っていく骸に手を振るA。
Ｘ「A。」
貴「はい？」
Ｘ「………………俺に断りなく他の男のとこに行こうとしてんじゃねぇよ。」
貴「うっ……あぅ………」
頬を引っ張る。
赤くなった頬を押さえながら、俺を見上げる。
……………これだから、コイツに虫がつかないかとこれだけ気に病むことになる。
断りがあっても行かせないが………。
俺にそう思わせるのも、Aだけだ……。
大きく息を吐いて、俺たちはまた歩き出した。
風が吹き抜ける川原。
川辺ではしゃいでいるベルたちを、芝の斜面から眺める。
山本に食って掛かるカス鮫に、獄寺とベルが火花を散らしてる。
それを宥めようとしているルッスーリア。
ザ「なにも変わりゃしねぇな。」
Ｘ「カス共だからな。」
空を仰ぐように寝転ぶ。
青い空が、オレンジに染まろうとしてる。
………………Aの炎の色だ。
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桜(プロフ) - かんなさん» ありがとうございます！ (2017年2月24日 17時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - はい！こちらこそよろしくお願いします！これからも頑張って下さい！ (2017年2月23日 19時) (レス) id: 5565f7608f (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - かんなさん» そうですねｗ これからもよろしくお願いします！ (2017年2月23日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - あっ、物凄い勢いで入って来そうです笑 (2017年2月22日 18時) (レス) id: 5565f7608f (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - マコさん» 旦那が突撃してきそうですｗ お兄ちゃんですね。 これからもよろしくお願いします！ ところでリクエストいただいた「兄妹愛」、義兄妹設定でもよろしいですか？ ハッピーエンドにさせたくて…。 (2017年2月22日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年1月9日 19時
