標的５３０＊乱用 ページ35
《フランside》
ベルセンパイとのお遊び。
センパイ、一応は天才ですから。
ミーの後ろの敵の存在に気づいてると思うんですよ。
ミーが気づいてないふりすれば、仲間割れだと思って、敵も油断するんじゃないですかね。
フ「あ。」
ミーの手からすり抜け、落ちていくナイフ。
その瞬間、ベルセンパイの目が「マジで燃やしてやろうか」って感じでミーを見た。
うわー。
燃やされますー。
べ「死ねよ。」
ベルセンパイそっくりのミンクがミーに向かってくる。
そっくりですよー。前髪で目が隠れてるのも。
フ「しっしっ。来んな。」
そう言いながら手で払う。
……………これで追い払えたら楽ですよね。
ミーの周りを動き回るミンク。
フ「わっ」
ミーの頭すれすれを飛ぶ。
このカエル帽のせいで、頭高いんですよ。
一瞬本気で燃やされるかと思いましたー。
「がっ！」
「げえっ！」
ミーの後ろにいた敵さんが、嵐の炎によって燃やされている。
ミンクの尻尾の炎に触れちゃってますからねー。
フ「おお。ベルセンパイ、敵がいるのに気づいてたんですねー。」
べ「ったりめーだ。数は30ってとこか。」
いやー。
一瞬本気で、センパイに燃やされるーって思いました。
まーセンパイが、ミルフィオーレを見過ごすはずないんですけどね。
今だって、燃えてる奴らを睨んでますから。
恐いですー。
フ「ごくごく稀にですが、本当に天才かもって思ったり、思わなかったり。」
ミーはベルセンパイを見ながら言う。
センパイの纏う雰囲気を柔らかーくするために言ってみる。
べ「ししっ。天才に決まってんじゃん。だってオレ、王子だもん。」
…………………。
フ「相変わらず意味わかんないですけど………。」
何ですか、王子だもんって。
センパイ、何でもそれで片づけるじゃないですかー。
職権乱用ならぬ、王子乱用ですよ。
………本当に王族の血を引いてるのは知ってますけど。
まぁ、これでいつも通りのセンパイに戻ったんで良しとしときます。
手のかかる子ですねー。
べ「さぁ、やっちゃっていいぜ。ミンク。」
センパイの言葉を合図に、ミンクが周りを真っ赤な炎で染め上げた。
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桜(プロフ) - マコさん» べスターカッコイイですね！ 2人にだけはゴロゴロ喉鳴らしてそうですｗ これからもよろしくお願いします！ (2017年2月12日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - ベスターかっこいいまさしく王様だねザンザス君似でマジ2人の事愛してるねぇー大好きだわwっと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2017年2月11日 23時) (レス) id: e75afa03b9 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - faiさん» こんなふうに育ってくれるといいですね。これからも頑張ります！ (2017年2月11日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 栗ボスめっさいい子やん子供作るならこんな子に育てたいな 更新頑張って下さいっ！ (2017年2月10日 20時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - マコさん» 口にするだけって簡単かもしれないけど、その実すごく勇気が欲しいですよね。栗ボスには精一杯頑張ってほしかった。 これからもよろしくお願いします！ (2017年2月10日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年1月1日 18時
