標的５１９＊やる気 ページ24
《スクアーロside》
フ「レヴィさーん。だったら1人で造作もなくやっちゃってくださーい。見てますんで。」
完全なる棒読みで毒を吐くフラン。
一番外側で、敵を眺めてる。
レ「何！？……だが、敵の攻めてくる地点は限られている！ 決して悪い状況ではない！」
フ「“だが”の使い方おかしいだろ。変態雷オヤジ。」
フランの言葉に叫ぶレヴィ。
完全にいつも通りの光景だぜぇ……。
思わずため息が出る。
？「……………皆？」
フ「あ」
べ「栗ボス？」
ひょいとバルコニーに顔を出したのは栗ボス。
レ「坊ちゃん、なぜここに！？」
ル「あら？ ボスの所にいたんじゃないの？」
そうだ。
俺達が古城を占拠するまでの間、栗ボスはボスさんと一緒にいた。
……………この作戦に来させたくはなかったが、栗ボスの意志だからなぁ゛。
栗ボスの成長ってやつだ。
それにボスの傍なら心配はなかった。
？「皆に『いってらっしゃい』って言いたくて………。」
フ「わーい。栗ボスにそう言ってもらえれば、ミーもやる気が出ますー。」
ス「言われなくてもやれぇ゛！！」
言いながら栗ボスに抱きつくフラン。
さっきの戦いでもふざけた幻覚を創った上、匣使ってなかったしよぉ゛……。
思わず頭を抱える。
そりゃぁ、栗ボスにそう言われればやる気は一層出る。
それは分かる。
？「ごめん、スク兄……」
ス「う゛お゛ぉっ！？ 」
レ「貴様！ 坊ちゃんになんということを！」
フ「うわー。隊長、ボスに殺されますよー。」
べ「の前に、サボテンにしてやんよ。」
ル「んもっ、ほら落ち着いて。」
また騒がしくなる。
栗ボスの前に屈み、目を合わせる。
ス「ちげぇ。今は何が起こるか分かんねぇ。あんま1人で動き回るな。」
？「はい……。ごめんなさい……。」
その表情は固い。
…………隊員や幹部の緊張状況が伝わってるんだろう。
栗ボスの頭を撫でながら立つ。
ス「俺達がいるんだぁ。問題ねぇ。」
？「うん！」
笑顔を見せる栗ボス。
いつも通りの光景だ。
ル「で、皆の配置はどうするの？ スクアーロ作戦隊長。」
ス「う゛む………。」
俺は全員を見渡して、作戦を伝えた。
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桜(プロフ) - マコさん» べスターカッコイイですね！ 2人にだけはゴロゴロ喉鳴らしてそうですｗ これからもよろしくお願いします！ (2017年2月12日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - ベスターかっこいいまさしく王様だねザンザス君似でマジ2人の事愛してるねぇー大好きだわwっと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2017年2月11日 23時) (レス) id: e75afa03b9 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - faiさん» こんなふうに育ってくれるといいですね。これからも頑張ります！ (2017年2月11日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
fai - 栗ボスめっさいい子やん子供作るならこんな子に育てたいな 更新頑張って下さいっ！ (2017年2月10日 20時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - マコさん» 口にするだけって簡単かもしれないけど、その実すごく勇気が欲しいですよね。栗ボスには精一杯頑張ってほしかった。 これからもよろしくお願いします！ (2017年2月10日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2017年1月1日 18時
