標的８-３＊恋人リボーン ページ16
放課後。
靴箱を恐る恐る開けるけど、手紙はない。
やっぱり、リボーンが燃やした……？
でも、リボーンが言ったあれ、本当なのかな？
たまに、手紙が入ってることはあったりするけど……。
私にはリボーンがいるから、もしそういう話でもちゃんとお断りする。
私には、リボーンだけだから……。
帰り道はいつもリボーンが一緒。
門を抜ければ、さっとやって来たリボーンが私の肩に乗る。
貴「ねぇリボーン。お昼に言ったこと、本当？」
リ「あぁ。ま、気にすんな。」
貴「暗殺って言ったけど……？」
リ「お前が悲しむ顔は見たくねーから、やめたぞ。」
それに少し気恥ずかしくなる。
でもリボーンなら他に何かやりそうな気がする……。
リボーンがフッて笑う気配がする。
貴「あれ……？」
商店街にある店の中に見えた、京子ちゃんとハル。
よく見れば、ケーキ屋さんみたい。
貴「ねぇ、リボーン。せっかくだし、買って行かない？」
リ「そうだな。」
小走りにお店に入る。
ハ「はひ！ Aちゃん！」
京「リボーン君！」
ショーウィンドウを覗いてた二人。
迷ってるみたい。
二人はケーキとか、甘い物好きだもんね。
それに、ここのケーキは美味しい。
私もつられて、ショーウィンドウを覗く。
どれも美味しそうに見える……。
チョコ……でもモンブランとかも……。
迷う……。
リ「Aの分はオレが買ってやるぞ。」
貴「え……！？ ……じゃぁ、リボーンの分は私が買うね。」
リ「ムッ……。自分の分ぐれー出すぞ。」
貴「ダメ。私が買うの。」
…………少し落ち着かない。
ショーウィンドウに映る私の顔が少し赤い。
ハ「はひ！ お互いに買いあいっこですか？」
京「うわー！ 素敵だね！」
貴「えっ……！ そういうつもりじゃ！」
リ「だろ？ お前達もそういう男見つけろよ。」
京/ハ「はーい！」
互いの手を取って笑顔なハルと京子ちゃん。
それを見てると、こっちが恥ずかしい……。
そりゃ……二人も知ってるんだけど…。
というか、リボーンが普通に「オレの女」って言うから……。
その度に顔に熱が集まる。
貴「もうっ………………」
でも嬉しくて……。
どうしようもなく頬が緩む。
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 複雑でもどこかに子供らしさがあるんじゃないかなぁと思いつつ書きました。夢主も可愛がっていたと思いますｗ (2020年1月1日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - XANXUSが10年バズーカで子供になっちゃった話面白かったですそいう像したら可愛かったですもう癒し系ですね？私も子供XANXUSお世話して見たいです (2020年1月1日 17時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 暗殺部隊の首領とはまた違う一面ですね。きっと夢主もそう思ってると思います。 (2019年12月25日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - 拗ねたXANXUSの顔を想像して見たんですが可愛いだろうなと思ってますあの暗殺部隊『VARIA』のボスがギャップ萌えじゃないですか！？ (2019年12月24日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 耀さん» はい。2人だけっていうのは思えばないんですね……。了解しました。リクエストありがとうございます！ (2019年3月19日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年11月27日 18時
