標的８-２＊恋人リボーン ページ15
山「でな、獄寺の奴がな……」
獄「ばっ！ てめー！ 十代目に言うんじゃねー！」
必死に山本を止めてる獄寺君に、いつもみたいに笑ってる山本。
それを見てると、どうしようもなく笑みが浮かぶ。
お昼休憩。
いつもみたいに、屋上でお昼ご飯。
時には、京子ちゃんも一緒になることがある。
貴「ふふっ」
やっぱり、大切な友達と一緒にいる時間は大切なもの。
かけがえのない、時間。
獄「そういや十代目、リボーンさんは？」
リ「ここに居るぞ。」
どこからかサッとやって来て、当然のように私の膝に乗る。
山「なんだ。珍しくAと一緒じゃなかったのか？」
リ「オレは、Aがお前らと過ごす時間も大事にしてんだぞ。」
獄「さすがです！ リボーンさん！」
二人は知ってる。
私とリボーンの関係を……。
リ「A、オレにもくれ。」
貴「うん。」
私のお弁当は、リボーンの昼食でもある。
お母さんがそうしてるみたい……。
私はお弁当から卵焼きを取って、リボーンの口に……
山「あ〜んって言わねーの？」
貴「ムリだよっ……！」
そんな素で言わないで！
さすがに、それは恥ずかしい……。
顔に熱が集まるのが自分でも分かる。
リ「Aは恥ずかしがり屋だからな。家なら言わせてやんだけどな。」
貴「一言多い！」
もぐもぐと卵焼きを食べるリボーン。
そんなリボーンを横目に、お茶を飲む。
リボーンは、2人がいるところでもイタリア男らしく接するから、私は恥ずかしい。
この時間は、いつも顔が赤くなる…。
リ「今更だぞ。」
貴「恥ずかしいのっ！」
楽しい時間はすぐ過ぎていく。
今日はリボーンがなかなか来なかったから食べるのが少し遅くなったけど、時間的には問題ない。
山「そろそろ時間だな。」
貴「うん。」
獄「また、かったりー授業っスね。」
私は教室に向かうために、リボーンを見る。
貴「行くね。」
リ「あぁ。放課後にな。それとな……」
何だろう？
いつもなら「放課後に」って言って終わるのに……？
リ「おめーの靴箱に手紙入れた男は、ちゃんと暗殺しとくからな。」
貴「ストップ！？ なにそれ！」
リ「手紙ももう燃やしといたぞ。」
山「ハハッ！ 小僧はAが大好きなのな！」
獄「それ、大丈夫なんスか……？」
リ「オレの女に手ー出そうとしたんだ。当然の報いだぞ。」
貴「っ……！ リボーン！」
標的８-３＊恋人リボーン→←標的８-１＊もしも、夢主がリボーンと恋人同士だったら……？
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 複雑でもどこかに子供らしさがあるんじゃないかなぁと思いつつ書きました。夢主も可愛がっていたと思いますｗ (2020年1月1日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - XANXUSが10年バズーカで子供になっちゃった話面白かったですそいう像したら可愛かったですもう癒し系ですね？私も子供XANXUSお世話して見たいです (2020年1月1日 17時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 暗殺部隊の首領とはまた違う一面ですね。きっと夢主もそう思ってると思います。 (2019年12月25日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - 拗ねたXANXUSの顔を想像して見たんですが可愛いだろうなと思ってますあの暗殺部隊『VARIA』のボスがギャップ萌えじゃないですか！？ (2019年12月24日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 耀さん» はい。2人だけっていうのは思えばないんですね……。了解しました。リクエストありがとうございます！ (2019年3月19日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年11月27日 18時
