標的８-１＊もしも、夢主がリボーンと恋人同士だったら……？ ページ14
【もしも、夢主がリボーンと恋人同士だったら……？】
徐々に浮上する意識に従って、目を開ける。
朝。
窓から射しこむ光。
いつもと変わらない。
リ「すぴー………すぴー……」
ハンモックじゃなくて、私の隣で寝てるリボーンも。
頭元にはレオンもいる。
貴「ふふっ」
目を開けたまま寝てるリボーン。
ふに………
思わずリボーンのほっぺをつつく。
いつもの鼻提灯が、パチッって音を立てて弾ける。
あーあ……
起こしちゃった……。
もうちょっと寝顔を見ててたかったのに…
寝転んでる私と向かい合うリボーン。
貴「ちゃおっス、リボーン。」
リ「ちゃおっス、A。」
今日もリボーンの第一声は、私が聞くことができた。
それに嬉しくなる。
マフィアのボス候補だって言われてから、沢山のことがあった。
色んな人たちと戦って、手を伸ばして……。
いつも傍にいてくれて、時に励まし、時に厳しい言葉をくれたリボーン。
いつからなのか、そんなリボーンに惹かれ始めてた…。
一生分の勇気を振り絞って、リボーンに告白した。
…………ものすごく、緊張した。
リボーンは微かに驚いたみたいだったけど…
リ『言ったからには、オレから離れんじゃねーぞ。ま、離してなんてやんねーけどな。』
同じ気持ちであることを、教えてくれた。
それからリボーンは、私の家庭教師で、私の大切な人になった。
最初は、やっぱり気恥ずかしかった。
それで、随分リボーンに優位に立たれたりもしたけど……。
それでも、一緒に居られることが何より嬉しい。
リ「なにぼけっとしてんだ。」
貴「してないっ！」
思わず大きな声を出す。
でも、ニッと笑うリボーンには、きっと私が考えたことなんてお見通しなんだろうな…。
バッと起きてベッドに腰掛ける。
リ「A。」
急に呼ばれたと思ったら、ぴょんと肩に乗ったリボーン。
その小さな手が、髪に触れる。
リ「梳いてやる。」
いつも、朝に髪を櫛で梳いてくれるリボーン。
朝のその時間が大好きで、思わず早起きをしちゃうんだ。
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 複雑でもどこかに子供らしさがあるんじゃないかなぁと思いつつ書きました。夢主も可愛がっていたと思いますｗ (2020年1月1日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - XANXUSが10年バズーカで子供になっちゃった話面白かったですそいう像したら可愛かったですもう癒し系ですね？私も子供XANXUSお世話して見たいです (2020年1月1日 17時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 暗殺部隊の首領とはまた違う一面ですね。きっと夢主もそう思ってると思います。 (2019年12月25日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - 拗ねたXANXUSの顔を想像して見たんですが可愛いだろうなと思ってますあの暗殺部隊『VARIA』のボスがギャップ萌えじゃないですか！？ (2019年12月24日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 耀さん» はい。2人だけっていうのは思えばないんですね……。了解しました。リクエストありがとうございます！ (2019年3月19日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年11月27日 18時
