標的４５６＊パワーアップ ページ6
《雲雀side》
ドガアァァンッ！
内側から球針態が壊された。
立ち込める煙。
晴れていくにつれて見えてくる人。
雲「ふぅん。」
グローブが変わった。
『XグローブVer.V.R.』
指に装着してるリングが宿って、パワーアップしてる。
貴「！」
雲「ワオ。」
グローブに灯る炎は、今までとは比べものにならないくらい純度が高い。
その証拠に澄んだ色をしてる。
……そう。
それだよ。
雲「少しだけ、僕の知ってる君に似てきたかな。」
僕は、トンファーが入った匣を取り出す。
Aのパワーアップには成功した。
雲「赤ん坊と同じで、僕をワクワクさせる、君にね。」
十年前もこの時代も、変わらない。
変わったことと言えば、Aと戦ってるとボス猿に睨まれるってことかな。
まぁ、そんな時はAからボス猿に相手が変わるんだけど。
雲「ここから先は、好きにしていいんだろ？ 赤ん坊。」
リ「あぁ…………そういう約束だからな。」
僕は、匣を開けてトンファーを出す。
始めようか。
スッと前かがみになって炎を放出させたA………
ドウッ……！
その姿が消えた。
推進力が上がってる。
でも、
直線じゃ、僕には勝てないよ。
トッ…………
Aの頭に手を置いて、逆立ちするように避ける。
ドゴオォォッ！
そのまま直線で飛んでたAは、壁にぶつかる直前で体勢を変え、壁に足をつける。
衝撃で、壁がへこむ。
かなりの力だ。
それでも勢いを殺さず向かってくるA。
ガッ……！
腹にトンファーを沈める。
貴「がっ……！」
空中で体が流れてるAに、なおもトンファーを沈めようとした時、
ドゴオッ！
Aが床に向かって落ちた。
雲「……………。」
確かに力は強い。
でも、Aのあの様子………扱いきれてないな……。
思い通りに炎が出せないみたいだ。
今のも、前に出してた手に炎を灯して床に落ちた。
今のAじゃ、戦ってもつまらない。
…………Aは次、どうでてくるかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 670人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜(プロフ) - マコさん» 明けましておめでとうございます。いつもコメントありがとうございます！ すごく励みになってます！ 本年もよろしくお願いします！ (2017年1月1日 10時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - あけおめですね今年も素晴らしい作品更新頑張って下さいね僕は桜殿大好きですよ無理しないで下さいね(^_^;)っと言う事で今年もよろしくお願いしますねコメもしていきますよろしくお願いします(*≧∀≦*) (2017年1月1日 0時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - なんとスパナよ君ザンザス君の所有物を着替えさせるとかマジ許可とってからやろうな？後XBURNER完成するといいですなwっと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2016年12月31日 19時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - マコさん» スパナもイタリアン人ですから、そこは配慮してると思います！ これからもよろしくお願いします！ (2016年12月31日 12時) (レス) id: 200393b397 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - なんだとスパナよなーに手錠させてんの傷できんぞororoしてないよな(^_^;)っと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2016年12月30日 20時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜
| 作成日時：2016年11月23日 18時
