標的５-１７＊原作 ページ45
《リボーンside》
オレの前で、ツナたちに勉強を教えてるA。
とてもじゃねーが、ツナと同一人物だとは思えねーな。
ダメツナと違って、しっかりしてる。
リ「で、おめーはアイツのどこに惹かれたんだ？」
オレが座る傍にいるXANXUS。
Aを見てたその視線をオレに向ける。
Ｘ「あ？」
リ「Aのどこが好きなんだ？」
Ｘ「てめぇに言う必要はねぇ。」
つまんねーな。
ツナとAは違うところもあるが、根本はやっぱり同じだ。
守ることも、その周りに仲間が多くいることも。
それでも、XANXUSとの関係が違う。
男女の違いだけじゃねーだろうな。
Aは自分が思ったことを、はっきり言うみてーだしな。
意志の固さも、曲げない強さも。
それがXANXUSに引っかかったのかもな。
こっちのツナはビクビクで、XANXUSに睨まれてるからな。
同じようで違う世界。
面白れーな。
リ「こっちのおめーはツナを睨んでるぞ。」
Ｘ「だろうな。気に入らねぇ。」
リ「おっ。一致だな。」
ハッと鼻で笑うXANXUS。
その視線の先には、A。
リ「……こっちのおめーとも、違うな。」
Ｘ「ほォ……。こっちの俺ってのはどうなんだ？」
リ「視線だけで人を殺しそうなくれーだぞ。今のお前みてーな目はしねーな。」
Ｘ「…………Aがいるからだろ…」
小さな声が紡いだ言葉。
……………………。
XANXUSとこうして話したのは初めてかもな。
妙な感じだ。
こっちのXANXUSとこういうふうに話すことはねーからな。
それも、Aが居るからなんだろうな…。
リ「いい女見つけたじゃねーか。」
Ｘ「やらねぇ。」
リ「残念だな。愛人にしてやりてーくらいなのに。」
Ｘ「カッ消すぞ。」
XANXUSにニッと笑みを返せば、眉間に皺を刻んで俺を睨む。
引かねーぞ。
Ｘ「向こうのてめーは、Aの親かってくれぇだが……ハッ。会ってねぇとこうなんのか。」
リ「いい娘じゃねーか。」
互いにフッと笑った。
向こうの家光は、娘に甘そうだな。
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» リボーンやコロネロにとってはそういう存在ってことですからねｗ アルコバレーノの力関係はすごいです… (2020年2月14日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - でもスカルってカルカッサファミリーの軍師ですよね？それなのにパシリって (2020年2月13日 18時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» いつまでもパシリ扱いですからね… (2019年12月29日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - スカルリボーンとコロネロとマーモンに蹴られちゃってなんだかかわいそう (2019年12月29日 15時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 争奪戦しても勝者はすでに決まってますからねｗ 最後は全部かっさらっていかれます。 (2019年12月26日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年10月15日 18時
