標的５-５＊原作 ページ33
《沢田綱吉side》
改めて、リビングに座りなおす。
テーブル向こうに申し訳なさそうに座ってる女の子と、その少し後ろで片膝を立てて座ってるXANXUS。
オレの隣にいる獄寺君はXANXUSをぎっと睨み、山本は女の子に首を傾げ、リボーンはオレたちがはさんでるテーブルに胡坐をかいて座ってる。
リ「おめー、誰だ？」
女の子を見てたその目がXANXUSに向けられる。
リ「おめーはXANXUSだろ。」
Ｘ「見りゃ分かんだろ。」
リ「だがコイツは知らねーぞ。」
リボーンの言葉にハッとしたような、少し悲しそうな顔を見せる。
綱「ちょ…待てよ、リボーン！ そんな直球で聞かなくてもっ！」
なんでだろ…。
思わず間に入る。
視線を感じてハッと見ると、XANXUSが睨んでる。
オレじゃなくて………リボーンを……。
綱「えっと、その……そうだ！ 名前聞いてもいい？ オレは沢田綱吉っていうんだ。」
女の子の目がオレを見る。
茶色くてクリッとした目。
…………可愛い。
長い髪が、女性らしさを見せてる。
貴「沢田……？」
綱「え？ うん。」
女の子の目が驚いたようにオレを見る。
それからオレの隣に目を向ける。
獄「んだよ。」
山「オレは山本武ってんだ。コイツは獄寺隼人な！」
獄「何者か分かんねー奴に勝手に言うんじゃねー！ この野球バカ！ 十代目に何かあったらどうすんだ！」
綱「？」
どこからか視線を感じる。
そぉっと見ると……
Ｘ「……………………。」
XANXUS――！？
何でオレを見てんの！？
ちょっと驚いてるようにも見えるけど、オレ自己紹介しただけなのにっ！
すぐに視線を逸らす。
リ「なに驚いてんだ？ ツナがボンゴレの十代目なのは、XANXUSが嫌って程知ってんじゃねーか。」
綱「何言ってんだよ！ そもそもオレはボスになる気はないって！」
XANXUSの前だぞ！
古傷浮かんだらどうすんだよ！
思わずリボーンを掴んだら、蹴り返された……。
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桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» リボーンやコロネロにとってはそういう存在ってことですからねｗ アルコバレーノの力関係はすごいです… (2020年2月14日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - でもスカルってカルカッサファミリーの軍師ですよね？それなのにパシリって (2020年2月13日 18時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» いつまでもパシリ扱いですからね… (2019年12月29日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
謙也LOVE - スカルリボーンとコロネロとマーモンに蹴られちゃってなんだかかわいそう (2019年12月29日 15時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 謙也LOVEさん» 争奪戦しても勝者はすでに決まってますからねｗ 最後は全部かっさらっていかれます。 (2019年12月26日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年10月15日 18時
