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祐基side ページ24

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祐「えー、願い事なんてそんなのいっぱいあるよ!」



晃「じゃあ、全部言うてみ!」





沢山あるって言っても、そんな全部言うのも欲張りすぎだし…。




古い記憶を遡ってみる。


4歳の時の、記憶。




もうほぼほぼ覚えてないけど。




祐「えっと、んーそうだな。……あ。」



晃「なんやなんや。」




祐「うる覚えだけど、最寄駅だった駅の前の公園にお母さんと宝箱を埋めた記憶がある。それを、みたい…!」






昔すぎてぼやっとしか覚えてないけど、埋めた記憶はある。







祐「晃一、俺らに変わって掘り起こしてきてよ!俺たちここから出れないし!」






晃一なら、看守だからここから出れる。






晃「いいけど、祐基達も一緒行くで!」





祐「うん!………え?」






…一緒に、行く……?









晃「ここからみんなで逃げるんや。」



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作者名:かえ。 | 作成日時:2017年10月19日 16時

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