036 ページ36
赤葦「あの」
『ん？赤葦君どしたの』
もうそろそろインターハイ予選が始まる頃。いつものように自主練に参加するか聞くと思った。でも違った。それを聞くような雰囲気では無かったから。
『…要件は』
赤葦「俺らはそろそろ春高予選が始まる事は知ってるよね」
『…まぁ、…毎日木兎先輩があー騒いでたら嫌でも…』
赤葦「実はその予選の少し後に、梟谷グループの合同練習試合がある事は？」
…梟谷グループ…？
『そもそもとして梟谷グループがわからない』
赤葦「…あぁ、そこからね、梟谷グr「赤葦くん!」…何？」
あ、待って今のはあかん。京治君ばり怒ってる。
そりゃ話を遮られたら嫌だけども、今のはあかんな…
如月さんかな？クラス引っ張ってくタイプの子。
天然って言葉が似合うカワイイ系の子。
…え、待ってこの子顔赤らめてる、あ、嫌だなこれ
クラスみんな見てるけど、そんなん京治君困るだけじゃん、なんなん、私は邪魔者かて。はーっ！イラつきますわぁ!!!!
なら、私もあなたと同じことしてやりますが？
如月「あっ、あのね!!!わたs『赤葦君、今私に何か言いかけたよね？教えて』…っ、」
なぁぁぁぁんで私が悪い女みたいな顔してくるんだよ!!!!おまっさんが話遮ったのが悪いだろどう見ても!!!やり返しただけじゃん!!!!は!?おまえら自分がやられて嫌なことやったじゃん!!私はちょこっとイタズラで同じ事しただけなんだが〜〜〜〜〜〜〜
赤葦「あー…ごめん如月さん。俺今結構大事な話してるからさ。休憩時間とかに教えてくれるとありがたいかな」
如月「あっ…うん…急にごめんね…」
赤葦「蒼井も謝って」
は〜!?嫌ですけども!!!私悪いことしてませぇん!!!
なんて言ったら赤葦君に殺されそう
だからニコッと笑顔を見せて
『同じ事してごめんね？』
と謝る。如月さんの後ろにいる女達はめっちゃキーキー言ってた。いや普通に煩い。
ムカついてたら赤葦君に頭を打たれた。痛い
『え、いやどうみたって私悪くないじゃん…』
赤葦「世間的には悪い」
『まぁ世間的に悪いならそれは謝る』
赤葦「それはって…wま、LINEとかで詳しく説明するから、今日はやめとこ。自主練は？」
『うーん…今日は行かない。また』
そう言って合わせてた目を離せば、今日はもう会話はしなかった。
……
これは独占欲である。
京治君と話してるこの世界に、誰かが入ってくるのがとてつもなく不快感がした。
あぁ…自分もめんどくさい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 868人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます☺️ (2022年2月18日 18時) (
レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - コメント失礼します。雀田かおるじゃなくてかおりです…。この作品好きなのでこれからも更新応援してます！ (2019年7月31日 9時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - バレーシューズはバッシュとは別物です…バスケのシューズがバッシュです… (2019年7月29日 6時) (レス) id: 8b3d747d68 (このIDを非表示/違反報告)
Maria - このお話凄く面白いです更新楽しみにしてます頑張ってください (2019年7月23日 6時) (レス) id: e320265211 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Sa | 作成日時：2019年7月16日 0時
