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ヘラっと笑い返して自分の立ち位置に着く。急いで瀬見さんがきて「ごめんな」って謝ったけど『別に瀬見さんが謝る事じゃないですよ』って真顔で答えたら困惑させてしまった。すまねぇ。
とりあえずあっちのチームからサーブらしいし多分私狙ってくるから大丈夫です。上げます。
ぼんっとジャンプサーブがこちらに来る。こんなもんちょろいぜばぁか!!
レシーブで軽々と瀬見さんの頭の上に上げる
ざわっとしたが試合中なので無視。
こちらのアタックは軽々と上げさせられる
『は〜???もっと強いスパイクうちやがれコノヤロー!』
文句言ってたらトスが牛島さんに上がる。
大丈夫。私だよ?取れるって。
乾いた唇を舌で潤す。後でリップ塗らなきゃ。
腕の軌道からここだろとある程度予測して構える。
ギュンっと目の前でボールが落ちそうになる。
構えていた手を更に伸ばして鈍い音をしながらも上にボールが上がる。
『ざまぁみろ!!瀬見さん!!』
瀬見さんが多分このチームのエースだろうさっきめっちゃ怒ってた人にトスをあげる。
エースさんはまぁしっかりボールを打ち付けて先制点を奪う。
皆がガッツポーズをしてたので『よっしゃー!』と呑気に手を上げる。
さてさて、レギュラーメンバーさん。
まだまだこれからですってね!!!!
________________________
『もっ……無理っ……はぁっ…ふっ…』
はい。ペナルティ回避できませんでした。
ボールは上げるけどなかなかこうしっかりとした点数が取れなくて、私がコートにいなかった時にばしばし点数取られて負け。
お前もだろって言われて永遠とコートグルグル回ってる。吐きそう
天童「あと1周だヨー!」
フラフラになりながらもなんとかペナルティをこなして床に倒れる。
『死にたい』
瀬見「蒼井お疲れ」
『っす…』
大平「でも本当に若利のアタック余裕そうに取る人初めて見たよ…」
山形「それも女だし」
五色「俺のアタックも軽々取られてました…くぅ〜!!」
白布「正直驚いた」
牛島「蒼井A…次は負けない」
私が疲れてる間に勝手に私の感想述べないでください返事ができない
瀬見「というか、こう、蒼井のレシーブってトスあげたくなるボールだよな!」
白布「え、同じこと思ってたのかよ…」
『っ…あーそれ、よく、言われ、ます…』
ちらっとそっち見てたら瀬見さんと白布君が喧嘩してた。あ、仲悪いんだ。
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ゆん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます☺️ (2022年2月18日 18時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - コメント失礼します。雀田かおるじゃなくてかおりです…。この作品好きなのでこれからも更新応援してます! (2019年7月31日 9時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - バレーシューズはバッシュとは別物です…バスケのシューズがバッシュです… (2019年7月29日 6時) (レス) id: 8b3d747d68 (このIDを非表示/違反報告)
Maria - このお話凄く面白いです更新楽しみにしてます頑張ってください (2019年7月23日 6時) (レス) id: e320265211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sa | 作成日時:2019年7月16日 0時