才能はある。やる気はない。【HQ】

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A予定表教えてちょ
K.A.画像を送信しました
Aありがと。あ、○○日オフじゃん。え、バレーシューズ買いに行こうよ。サポーターも
K.A.いいよ
Aじゃあ集合場所は私の家で。スポーツショップとかわかんないから案内よろしく
K.A.誘った割になんもしてないな
Aまぁまぁ

なんて適当に返信してたなとふと思い出す。
今は隣に赤葦君を添えてスポーツショップに来てます。意外と遠かった。

『あ、アイス食べたい』

赤葦「自由だ…」

『え〜赤葦君意外とすんなりお出かけ認めてくれたのびっくりした』

赤葦「まぁバレー関係だから全然いいよ。遊園地とか行かれたら即家に帰って寝る」

『課題は？』

赤葦「授業中にやってる」

『あらぁ〜仲間ですわね〜』

ガコンっとアイスが落ちてきたのを確認して袋を破り『行こー』と奥に向かう

赤葦「ちょっと、バレー関係はこっち」

とぐいっと体を押される。びっくりしたなおい。我女の子ぞ？丁重にもてなせ

赤葦「げ」

『え？』

「あ」

「あ」

赤葦君が急に顔を歪めたと思ったら黒髪とプリンみたいな髪の毛の人がいた。おうおうおう誰だ？

「あれ〜??まさか赤葦くんデート中だったかな??」

なんて煽りを素早く入れてくるもんだから赤葦君が返事をする前に

『そうなんですよ〜』

と真顔で答える
おいおいそっちが煽ってきたんだろなんで固まるんだよお前。

「ちょっとクロ…」

「え、赤葦くんマジ？」

赤葦「いや付き合ってないですって。勝手に適当なこと言うなよ」

って言われて頭叩かれた

『いでっ』

あぶねえアイス落としそうになった。落としたら赤葦君に奢ってもらお…

『あ。はじめまして。蒼井Aです』

とぺこりと挨拶

黒尾「あ、俺黒尾鉄朗な。ちなみに3年。こいつは孤爪研磨。2年な」

あ、先輩やったんか

孤爪「ちなみに2人はどんな関係なの…」

赤葦「クラスメイト…?でいいのかな」

『さぁ?あ。でも赤葦君私の事嫌いですよ』

赤葦「いや嫌いじゃないけど」

黒尾「ん？ん？もうちょいお兄さんにわかりやすい説明をしてくれるかな？」

赤葦「…まぁ2年になって隣の席になった人です…いやこれなんて説明すればいい？」

『とりあえず名前は分かったけど他校の人なの？』

黒尾「俺らは音駒なんだよな」

『なるほ？』

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