番犬�� ページ19
MH side
僕を見るや否や、顔を青ざめる顔を見た事があるようなないようなタレント。
( いやその…ファンだから、すれ違って挨拶を…)
「 あ〜！ファンの方でしたか！ヌナってば優しいなぁ、こんな人が多く通る廊下で握手してあげるなんて！」
貴方「 ………ミニ、もう行こう」
「 待ってよヌナ。あの何か、うちのヌナにまだ用がありますか？」
この人がポケットに突っ込んでるセキュリーカードのイニシャルがDなことを鼻で笑う。
わざわざセキュリティカードがAの第一塔に来てまでヌナと話したかったわけ？
話すだけならまだしも、腕を握って迫るなんて、芸能人のすることかよ。
( い、いや別に…)
「 じゃあ用がないなら、僕達マネージャーヒョンに呼ばれてるので失礼しますねー！これからもどうぞ…X1を宜しくお願いしますね」
それだけ言って、ヌナの腰に腕を回して、振り返ることもなく歩く。
勿論、マネヒョンに呼ばれてるなんて嘘だし、宜しくなんてしたくない。
ただ、俺はもうX1のカンミニで、大切にするべき家族とファンがいる。
あの場で出来る最善は、相手をそれとなく牽制することだけ。まあ、殴られれば殴り返しても自己防衛になるけど。
廊下の突き当たりに来たら、腰に巻いていた手を下ろして、さっきまで握られていた腕を取る。
そのまま空き室に引っ張った。
貴方「 ミ、ミニ……痛いっ、」
「 ねえ、ヌナ」
貴方「 …なに？」
「 ヌナって誰にでもこんな風に、腕を握らせるわけ？」
貴方「 言ってる意味が、分からないんだけど…」
会いていた部屋に入って、内鍵を閉める。
ヌナをそのまま、トンっと壁に押しやった。
無礼なのは許してほしい。だってそれほど、これは大切な話だから。
「 意味分かんないなら教えてあげようか？誰にでも隙を見せてたら、こんな風に暗室に連れ込まれて泣くことになるって」
貴方「 …ミニ、どうしたの？」
俺の、焦りなんて知らないヌナがそのまま近い距離で顔を覗き込んでくる。ほんと、どこまでバカで隙だらけなんだよ。
「 …心配なんだ、ヌナの事が。一人でやってたとは思えないよ、なんでそんなに警戒心薄いの」
貴方「 それは…」
溜息を吐きながら俯いて、椅子に座る。そんな僕の前にやって来たヌナをぎゅっと抱きしめた。
「 大切だから、守りたいから、俺の…俺たちの見えるとこにいてよ、ヌナ」
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みみた(プロフ) - もう更新はしないのでしょうか？すごく可愛いのでもっとたくさんみたいです！ (2019年10月22日 14時) (
レス) id: 46b66be466 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - めっちゃ可愛かったです（；＿；）！ありがとうございます！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 02e4e3b946 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます！楽しみにしております！ (2019年8月16日 12時) (レス) id: 02e4e3b946 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - ソラさん» リクエストそして細かく有難うございます(><)ウンサンとヒョンジュンに少し頑張ってもらおうかな…と思っております！執筆中ですので、可愛らしくもかっこいいお二人を書けるよう頑張ります！ (2019年8月16日 1時) (レス) id: af8c04ac3f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ちなみに、ウンサンヒョンジュンはヤキモチ妬きなのでほんわかしてにこにこな2人が、どこ行くの！ってぷんすかして何するにも着いてくるって言うのが見たいです (2019年8月13日 3時) (レス) id: 02e4e3b946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2019年7月23日 23時
