強さだけ求めても【マフィア松】

2話 ページ2

貴方side(ほとんど毎回そうです。)


「A〜、兄ちゃんが帰ってきたぞ〜♪」




ガラガラッと扉を開けて帰ってきた。




『げ、おそ松兄さん…』




「げ、ってなんだよ！兄ちゃん悲しいよ？」




『ご自由にどうぞ！私を連れてって


くれなかったくせに！ばかっ！！』




「それはっ…」




「A、ごめんな。でも、


兄さん達もお前が心配なんだ。」




『カラ松兄さん…私もう子供じゃないよ？』



「いやいや、Aは子供。」




『チョロ松兄さんまでっ！』



「Aは俺らに守られてればいいの。」




『でも…』



「僕達なら大丈夫だよ！A。


負けない負けない！！」




『私は…っ…』




「女の子が喧嘩なんてよくないよ〜？」



『わかってる…けど…』



私だけいつも家に置いてきぼり。




綺麗な和装に身を包んで。




なんだかどんどん兄さん達と距離があきそうで




怖いだけなの…




兄さん達にこんなこと言えないけどね。



心配はかけたくないし。

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