【 麻天狼 】 ページ16
【 ill-DOC の 場合 】
「…ん、Aさん?泣いているのかい?」
ソファーに腰掛けながら曲を聴いていたあなた。
彼は泣いているのに気がつくと、慌てる様子もなく、あなたのそばに近付き、手を取って包み込んでくれます。
「なにか辛いことでもあるのかな?」
「あ、ゃ、その…」
「私に話してみてくれないか?」
あまりに真剣な表情で言うものだから、本当のことを言うのが失礼なのではと思えてきたあなた。
でも、彼に嘘をつくことは出来ません。
「あの…じゃくらいさん」
「なんだい?」
「私別に、悩み事とかじゃなくて…ただ、この曲で感動して…」
私がそう打ち明けると、彼は驚いたように目を見開いて、
「…そうか、私はどうやら勘違いをしていたようだね」
恥ずかしそうに頬をかく彼。
「でっでも、じゃくらいさんの気持ちは、嬉しかったです」
「…本当に悩み事がある時は言うんだよ?君の助けになりたいからね。」
【 GIGOLO の 場合 】
【 スーツ無しVer. 】
「Aっ、たっだいま〜…っえ、ぇ!?A!?」
あなたが見せたことの無い表情を浮かべていたので、彼は酷く驚きます。
夕飯の買い出しで買ってきた食材を床に落としてあなたに近寄ってきます。
「Aっ、Aっ…どうしたの、!?」
「あっ、このっ、曲がっ感動してっっ」
あなたの肩を掴んで揺らしてくるので上手く喋ることができないあなた。でも彼にはその言葉が伝わったようで…。
「びっっっっくりしたぁ〜…もう…驚かせないでよね…」
本当に心配した彼。謝罪の意も込めて、彼のことを抱きしめてあげてください。
【 DOPPO の 場合 】
「はぁ〜マジでハゲ課長死……A?」
ハゲ課長に対しての悪口を叩きながら帰ってきた彼。相当ストレスが溜まっているのでしょう。
そして、あなたの頬に一筋の涙が零れ落ちたのを目撃します。
「Aっ、なんで泣いてるんだ、?もう俺の事なんて、嫌になっちゃったのか?そりゃそうだよな、帰ってくるのも12時過ぎだし、俺なんかただの社畜だし、お前に相応しい人なんか俺以外にいっぱい…」
どうやらあなたに対して色んなことを不安として抱えていたらしい彼。
そんな彼を優しい笑顔で抱きしめてあげましょう。
彼も背中に手を回してくれますよ。
「ていうか…なんで泣いてたんだ?」
「あぁ、曲で感動して…」
「…そうか」
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駆け出したゴリラ(プロフ) - 50話完結しました!!ありがとうございます!!あとリクエストも新たに受けつけます!が!リクエストは続編のコメント欄にてお願いします!ご愛読ありがとうございました!!これからもこの短編集をよろしくお願いします! (2019年2月22日 17時) (レス) id: d5cf41a320 (このIDを非表示/違反報告)
駆け出したゴリラ(プロフ) - 華氷さん» 了解しました!もう少しでリクエスト全て消化できるので、少々時間はかかりますがお待ちください( ・ω・)ゞ (2019年2月19日 23時) (レス) id: d5cf41a320 (このIDを非表示/違反報告)
華氷(プロフ) - 初コメです!いつも楽しく拝見させて頂いてます!リクエスト大丈夫ですか?くすぐってみたとくすぐられてみたの2つを全員でお願い致します!! (2019年2月19日 8時) (レス) id: e6aa3dfd58 (このIDを非表示/違反報告)
駆け出したゴリラ(プロフ) - アリスさん» 本当ですか!いやぁ、私の作品で涙を流してくれる人がいらっしゃるとは…恐縮です(( (2019年2月18日 23時) (レス) id: d5cf41a320 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 初コメ失礼します。事故のヤツやばいですね。。。涙腺が。。。1人でボタボタ見涙落としてましたww (2019年2月18日 22時) (レス) id: 415bc27460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:駆け出したゴリラ | 作成日時:2019年2月16日 0時