【ヒプノシスマイク】彼 ら の 反 応 集 。【短編集】

【 MAD TRIGGER CREW 】 ページ14

【 Mr.HC の 場合 】



「………、あ？」



彼の事務所のソファーに座り、聴いていた曲の良さに浸っていると彼が事務所に帰って来た様子。
いつもなら" おかえり "やらなんやら返事が返ってくるのに今日は返事が返ってこないので彼はあなたの方を凝視します。
そこで彼はあなたが泣いていることに気が付きます。

｢オイ、泣いてんのかよ?｣

あなたの顔を覗き込んでくる彼。
その顔は怒りで満たされています。

｢あっ、あのっ、ちが…｣

｢俺様の女泣かすたぁいい度胸してんなｧ｣

と、いるはずのない相手に語りかける彼。

｢ね、ねぇ、本当に違うの｣

｢うるせぇ、お前は俺にお前を泣かした奴の名前吐きゃいいんだよ｣

｢これ！き、曲で感動して…!｣

自身のケータイを彼の目の前に突き出すあなた。

｢…………はぁ｣

彼は深くため息をつくと、あなたの横にドカッと腰を下ろします。

｢…心配させんじゃねぇ、ダボ｣





【 45 Rabbit の 場合 】



「ただ今帰りましたよ…あなた、泣いてるんですか？」



秒であなたの異変を察知してくれます。
それほどあなたのことを常に見ているということです。

｢お前を泣かせた奴しょっぴいてくっから、ちょっと待ってろ｣

脱ぎかけたスーツをまた着直して本当に出かけようとするので、急いで止めてください。

｢違うんです！これ！｣

｢何が違うんです？｣

笑顔だけどよく見ると眉間にシワがよっている彼。相当お怒りの様子。

｢曲で！感動して…その…ポロッと…｣

某動画サイトの画面を彼に見せるあなた。

｢……涙脆いんですね、あなたは。｣

そう言って、彼は抱きしめてくれますよ。





【 Crazy M の 場合 】




「A、今帰ったぞ。…む、泣いているのか？」




彼も銃兎さん同様に、すぐ気がついてくれます。

｢どうかしたのか？誰かに何かされたのか？｣

｢ううん、違うの｣

｢ならばどこか痛むのか？｣

｢うん、違くて｣

｢ならば腹が減っているのだろう。ちょっと待っていてくれ、すぐ作る｣

｢いや、その、曲で感動して…｣

｢曲で感動、か…Aは感受性が豊かなのだな｣

と、彼はあなたを素直に褒めてくれます。
そしてその後は曲の歌詞に使用されている英語の意味などを教えてくれますよ。

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