【ヒプノシスマイク】彼 ら の 反 応 集 。【短編集】

曲を聴いていて、感動して泣いているところを彼に見られたら【 Buster Bros 】 ページ12

皆さんはありませんか？


｢この曲いい…(涙ﾎﾟﾛｯ)｣


こんな経験。


ある方はこれです、！！


そこで泣いている所に何も知らない彼が入ってきたら…という話になっております。



*☼*―――*☼*―――*☼*―――*☼*




【 MC.B.B の 場合 】




「おっ、なぁ……、お前、泣いてん、のか？」




新作のラノベを片手に部屋に入ってきた彼。
" このラノベよかったぜ！ "という話をしようと思った矢先、彼はあなたが泣いているところを見てしまいます。

｢っや、違うの、いちろ…｣

あなたが急いで弁解しようと彼の目を見ると、

｢……｣

怒りより、悲しみの色が良く見えます。

｢…なぁ。そんなに思い詰めてんなら、俺に話してくんねぇか…?｣

彼はあなたの手を包み込んでそう言ってくれます。

｢あの、一郎。…その気持ちは嬉しいよ。けど私、悩み事があって泣いてるんじゃないよ？｣

｢………は？｣

｢この曲いいな〜って、感動して、それで…｣

｢なんだよ〜……ビビらせんなよ…｣

" …ん、まぁ…悩み事じゃなくてよかった "




【 MC.M.B の 場合 】



「A〜、数学教え……ぇ!?A!?」



持っていたバッグを床に落として、あなたの肩を掴んで揺さぶります。
その掴む力が強くて、あなたは少し痛がります。

｢じろ…っ、いたい…｣

｢っ、あ、悪ぃ…｣

我に返ったかのように彼は謝ってきます。
でもそれほどあなたのことを大事に思っているのです。

｢…なんで泣いてたんだよ…｣

｢…これ、この曲が、いいなって、感動して…｣

｢………よかったぁ〜…｣

その後は仲良く一緒に音楽を聴きます。
ん？数学？





【 MC.L.B の 場合 】



「Aさん！ボードゲーム一緒に…A、さん？」



しきりに鼻をすすっているあなたを不思議に思ったのか、彼は近付きてきます。
そして、泣いているということに気づきます。

｢なにか…辛いことでも、あるんですか？｣

あなたの瞳を覗き込んでくる彼の顔は、心の底から不安そうな表情で、彼の瞳には泣いているあなたの顔がうつっています。

｢っ、んん、ちがうの、三郎くん｣

｢じゃあ、なんで泣いてるんですか｣

｢これ、この曲に感動して…｣

そう説明すると、彼と一緒に鑑賞会が始まります。

｢ドビュッシー、いいですよね｣

彼はもちろん、あなたの泣いている顔よりも笑っている顔の方が好きなのです。

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