# ページ24
A s i d e
次に目が覚めた時、私は植物室のソファーで寝ていた。
『…私……』
リンタロウ「おはよう♪随分長く寝てたね〜♪」
『あっ、リンタロウくん！ごめんね、急に倒れちゃって……それにここまで運んでくれたみたいだし…』
リンタロウ「うん♪"お姫様抱っこ"でね♪」
『おっ……！？』
恥ずかしい。恥ずかしすぎる。
まさか年下の男の子にお姫様抱っこをされるとは。
『そ、それ…誰も見てない…よね？』
私は彼に縋るように言った。
リンタロウ「あぁ…♪そういえば、Aさんを運んでる間にコウくんに会ったなぁ♪」
『＿＿＿＿』
終わった。私は思わず掌で顔を覆ってしまった。
不慮の事故とはいえ好きな人にお姫様抱っこされている場面を見られてしまうとは…。
いや、違う。リンタロウくんが悪い訳ではない。むしろ善意でやってくれたのだ。だから、こんな反応するのは失礼だ。
『と、とりあえず…ありがとう。重くなかった？』
リンタロウ「全然？むしろ軽かったよ♪」
そう言って笑うリンタロウくんの笑顔は、見ていて癒されるような笑顔だった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
コウ s i d e
何なんだ……一体なんなんだ…！！
思考がうまくまとまらないほど俺は今混乱していた。
「何であんな……クソッ」
１時間ほど前。俺はこの建物についてなにか探ろうとしていた所、Aを姫抱きするリンタロウに出くわした。
リンタロウ「あ！コウく〜ん♪」
コウ「お前…何してる？」
リンタロウ「何って…見ればわかるでしょ♪Aちゃんをお姫様抱っこしてるんだよ？♪」
コウ「……チッ」
そういった時のアイツの笑顔はどこか癇に障る所があった。
＿＿それにしても、冷静に考えれば俺はなんでこんなに怒っているのか。
それについてはひとつ思い当たる節があった。
「……嫉妬…」
俺は呟いた。
そうか、俺は…
「妬いてる、のか……」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
それからリンタロウはAと何かと一緒にいるようになった。
Aも満更でもなさそうな表情だった。
「(ひょっとして、もう…)」
「付き合ってる…のか？」
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タン - リンタロウくんとユキナリくんをドＭ化して欲しいです！ (2019年3月19日 17時) (
レス) id: 4de656bd11 (このIDを非表示/違反報告)
リツ - リンタロウとユキナリで取り合いお願いするゾです！！ (2018年10月6日 14時) (レス) id: 5793b443de (このIDを非表示/違反報告)
サラ - ソウシロウさんと同棲して、夢主と二人でゆったり過ごすところが見たいです! (2018年10月2日 23時) (レス) id: 51caed5aa2 (このIDを非表示/違反報告)
美紅 - 夢主が誘拐され催眠スプレーをかけ眠ってしまった腕と両足と腿でガムテープが縛り、口をガムテープが5枚貼られ塞いソウシロウさんの携帯電話が鳴らすと声が出ないくて救出する寒くなって身体が動かないソウシロウさんの上着を掛けガムテープが剥がす薄っすら目を開けた (2018年9月10日 23時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
永村トウコク - 初めまして永村です...コウくんで妖怪パロお願いしてもいいですか？【妖怪コウくんに嫁入りする夢主】とか......(人外好き) (2018年9月7日 23時) (レス) id: ba6a1c9501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：駆け出したゴリラ | 作成日時：2018年8月1日 20時
