歌い手様と素敵な恋を

疑い　ばぁう ページ7

ばぁうサイド




最近、



彼女が浮気をしてるんじゃないかと思う



やたらとスマホいじってるし、たまに優しく微笑んで、休日は外出が多い




これはかなり怪しい



しかもたまに着信音鳴って違う部屋いくんだよ！？




俺、飽きられちゃったのかな


配信増えたから？


自分なりにかまってるつもりだった



ダメだなぁ...



ば「A〜！久しぶりにデートいこっ！」



たまには、


気を引きたい


もし飽きられてたらもう一度好きになって貰えばいい

そう思いデートに誘う



『ん〜...ごめんね、無理かな』



その一言で確信が持てた気がして直で言ってみる



ば「あのさ、もしかして...浮気？」




『えっ！？』



それまでスマホを見てたのに、勢いよく俺の方を向いた

焦ってる



そんな時丁度Aのスマホが鳴った



ば「そうま...？」




相手はそうま



は？そうまと浮気？



ば「嘘だろ」




Aは大慌てで電話に出て話始める



『そうまくんっ！今は...だめ」



俺の方を確認するようにチラチラとこっちを見ながら電話する




ば「なんだよ」




『そうまくんっごめんね？明日でいい？』




そろそろムカついてAからスマホを奪い取る




ば「おいそうま！お前Aとどういう関係だよ！」




そ「は？お前には言えない」



はぁ？？



Aを見ると困った感じで俺を見てる




電話をその場で切ってAに抱きつく




ば「ごめん...かまうから、嫌いにならないで」


『嫌いになんか...ならないよ？』


ば「じゃあっ！なんで」



『そうまくんとはそういう関係じゃないのっ！』



ば「え？」




『ちょっと相談に乗ってもらいたくて』



ば「それならっ！俺でいいじゃんか！」



『だめ！ばぁうくんとの事だから』



ば「俺？」



『そう...最近意識しちゃってるみたいで、顔を見るのも恥ずかしいから』




顔を真っ赤にしてそう言うAが可愛くて、



安心と今までかまってあげらなかった気持ちとで、



いじり倒してやろう



そう思った



押し倒すと察したのか顔を逸らす




『やっ...！』



ば「やだ？何が？...嬉しいくせに」




そう言って脇本をくすぐる



声にならない声を出して悶える彼女は最高に可愛かった








　

スマホ　るぅとくん→←お兄ちゃん　砂糖くん

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