#４ ページ5
貴女「……という事なんです」
校長室で、ジェームズ達が来る前にダンブルドアだけに話をした
ダン「そうか……。」
重く暗い空気が流れる
どうしよう……
ダン「A」
貴女「はい」
名前を呼ばれ、思わず固くなってしまう
だが、次の言葉で緊張など忘れてしまった
ダン「わしの孫にならんか？」
貴女「ダンブルドア校長の…孫……？」
ダン「嫌かの？」
貴女「いえ！そういうわけではないんですが……」
Aは、自分がなってもいいのか不安だった
ダン「そうか、では孫になるのじゃな」
貴女「え、いや……」
ダン「ならないのかの？」
貴女「……いや…」
ダン「では決定じゃの」
半ば強引に孫になることを決定したダンブルドア
貴女「何でそんなにも強引に孫にしたんですか？」
Aは聞かずにはいられなかった
その問に彼は微笑むと
ダン「わしが孫が欲しかったから。それじゃいかんかの？」
相変わらず不思議な人だ
何もかも見透かしているような瞳
それが半月眼鏡から真っ直ぐAを見ている
ダン「本当は、この世界に家族のおらぬAの家族になってやろうと思ったのじゃ」
優しく目を細めてダンブルドアはそう付け足した
彼の優しさが胸にしみ、自然と波が零れてきた
貴女「あり、が、とう…ござい、ます……」
途切れ途切れになりながらも感謝の言葉を伝えた
貴女「私、先生の孫に、なります」
泣きながらそう言うと
ダン「わしは先生でなく、アルバスと呼んでおくれ、A」
泣きじゃくるAの体をさすりながらそう言った
Aは、壊れた人形のようにコクコクと首をただ上下に揺らした
泣き止んだ頃にジェームズ達はやってきた
ジェ「えっ？何があったんだい？」
リマ「ジェームズ、そうゆうのは聞いちゃいけないよ。特に彼女は日本人なんだから」
まだ目が赤いAを気遣ってジェームズを注意する
貴女「気にしないで、リーマス君。私はもう大丈夫だから」
リマ「そ、そう？それならいいんだけど」
自分たちがいない間に色々と解決しているのが分かったのか、彼等はA達からの報告を待った
ダン「Aは一年生に編入する事になった。後ほど全校生徒の前で組み分けを行う予定じゃ。何かと彼女を助けてやってくれるかの？」
彼らは｢はい｣と
ダンブルドアは、彼らを寮に戻した後、Aに向き直って
ダン「ダイアゴン横丁に行くとするかの」
と言った
ラッキーアイテム
羽根ペン
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あまね(プロフ) - 下のコメのあまねです！やっとこの作品見つけれました！喜びの舞 (6月1日 23時) (
レス) @page42 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - あまねさん» あまねさん、コメントありがとうございます。今頑張って消し飛んだ分復旧させてるんですけど、仕事が忙しいので遅くなってます。お待たせしてしまい大変申し訳ございません。 (2022年1月15日 9時) (レス) id: 62c4f4c405 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - もう、更新はなされないんですか？ (2022年1月15日 7時) (レス) @page42 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - 鳳さん» コメントありがとうございます！小説初心者なので、そう言って頂けるとやる気が出ます(笑)これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年7月18日 8時) (レス) id: 6ea316f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
鳳(プロフ) - 先程はボードの方に書き込みありがとうございます！気づくのが遅くなったんですがすごく嬉しかったです(*^^*) このお話すごく面白くて大好きです！頑張ってください(*＾▽＾*) (2018年7月17日 22時) (レス) id: e76078e007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NIL | 作成日時：2016年8月2日 21時
