#34 ページ35
お昼を食べ終えて5人で談話室に戻る。
えっと次は…変身術か。
自室から教科書を取って、彼らを待たせちゃ悪いと思い階段を急いで駆け下りていると、カーブで誰かが飛び出してきた。
「うわっ！！」「きゃあ！」
突然のことでぶつかってしまいそうになって、一瞬体を逸らす。
でも、下り側にいる相手が危ない！と思い、慌てて空いていた右手を伸ばして腕を掴んだ。
「ごめんな＿＿リリー！そんなに慌ててどうしたの？」
「A、よかった！次の変身術、一緒にしてくれないかしら？予習したけど上手くできなかったのよ。だから教えて欲しいの」
そう言いながら、リリーの腕を掴んでいた私の手を掴み、ズンズンと階段を降りていった。
いや、ちょ、危ないよリリー！
内心そうヒヤヒヤして足元に最大の注意を払いながらバタバタと階段を転がるように降りた。
「うわぁ！エバンズ、A。ど、どうしたんだい？」
少しだけ立ち止まったリリーは、フンっ！と大袈裟に不機嫌さをあらわにすると、再びズンズンと歩き出した。
「ちょ、リリー！？」
彼女に引っ張られつつ後ろの4人を振り向くと、盛大に無視されたジェームズはショックを受けていて。シリウスはその彼女の態度に怒りを見せ。ピーターはオロオロと私を心配してるみたいだった。
『Don’t worry.』
そう、苦笑いの呆れ顔でリーマスの口が動いたのが見えた。
それに頷いた途端、鼻の先で太ったレディーが閉まった。
ラッキーアイテム
羽根ペン
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あまね(プロフ) - 下のコメのあまねです！やっとこの作品見つけれました！喜びの舞 (6月1日 23時) (
レス) @page42 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - あまねさん» あまねさん、コメントありがとうございます。今頑張って消し飛んだ分復旧させてるんですけど、仕事が忙しいので遅くなってます。お待たせしてしまい大変申し訳ございません。 (2022年1月15日 9時) (レス) id: 62c4f4c405 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - もう、更新はなされないんですか？ (2022年1月15日 7時) (レス) @page42 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - 鳳さん» コメントありがとうございます！小説初心者なので、そう言って頂けるとやる気が出ます(笑)これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年7月18日 8時) (レス) id: 6ea316f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
鳳(プロフ) - 先程はボードの方に書き込みありがとうございます！気づくのが遅くなったんですがすごく嬉しかったです(*^^*) このお話すごく面白くて大好きです！頑張ってください(*＾▽＾*) (2018年7月17日 22時) (レス) id: e76078e007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NIL | 作成日時：2016年8月2日 21時
