20話 ページ21
「うわ〜こんなにタピオカがたくさん!!」
「早く決めてよ〜」
さっきからくろちゃんがタピオカを選ぶのに十五分くらいかかっている。どれも捨てがたいらしい。
「う〜ん、よし、店員さん!タピオカミルクティーください!!」
「結局それなんだ…ミルクティーください。」
それぞれ選んだものを受け取り席に座る。くろちゃんはタピオカを飲めて幸せそうだった。
「ん〜最高!!」
「良かったね」
「うん!」
「…あれ?くろちゃん?」
私はその話しかけてきた人をみてすぐわかった。
話しかけてきたのは天月さんだった。
「あ!天月君ではないか!そらまふも!」
「来てたんだ!あれ?その人は?」
「この子はA。歌い手のシルナやってるの!前コラボしてたから分かるよね。」
「「「え!?!?」」」
三人がとても驚いたような顔で私を見る。
「…えっと、歌い手のシルナをさせて頂いてます。よろ…「シルナさん!!」え?」
「僕ずっとファンだったんです!もちろん二人もそうだけど…ずっと見てて!」
「おいまふ、俺が一番に決まってるだろ」
「えっと…あの、見てくださってありがとうございます」
「シルナさん、またコラボしようね!」
「…はい!」
そうして、私はあの有名歌い手と知り合った。
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作者名:ニシ | 作成日時:2018年12月8日 11時