悪徳警官の部下に弱味を握られました Ⅱ【hpmi】 (ページ1)

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四十八縄目※※ ページ1

Aside
一通り片付けが終了し、銃兎の方に戻ると彼はまだ混乱していた。彼の座ってる席の近くに寄る。
暫くすると…
銃兎「めずらしいですね…！Aからキスしてくるなんて…！うれしいです」
ニッコニコ笑顔でそう言われた。銃兎が胡散臭くない笑顔(しかもめっちゃニッコニコしてる)を見たのは何気に初めてだ。
銃兎「ﾝﾌﾌｯ…私も“おかえし”しないとですね」
『え…ちょっ……んっ』
いきなり頬を触られたと思えばキスされる。それも深くて甘い方を。舌を絡められ、上顎を撫でられ何度も何度も角度を変えながらキスをしてくる銃兎。その強引なキスに私は悲しくもないのに涙を流した。息が続かなくて酸欠になり、目の前が白くなってきた所でやっと彼は離れた。両者を結ぶかのように透明な糸がひいてあった。
『んっ…ハァ…ﾊｧ』
銃兎「ﾊｧ…ﾊｧ…ﾝﾌﾌｯ……かわいいですね…もっといじめたくなる…」
腰が抜けて立てなくなった。彼はそんな私を横抱きにし、私達が座ってたソファに私を連れていき…優しく寝かせた。彼はその後私に馬乗りになり、ネクタイをシュルシュルと取り、私の手首に縛り付けた。両手はこれで動けなくなり、下半身は彼に乗られている為、動くことができなかった。
銃兎「ﾌﾌｯ……左馬刻と理鶯に聞かれたらどうなるんだろうなぁ…」
『やめっ……んんっ』
私の首筋や脇腹をいやらしく触り、私の反応を見て、どうやら楽しんでいるようだった。
銃兎「いやらしく啼きますね……余計に興奮する…」
私の首筋に顔を埋めたと思えば鋭い痛みを感じた。
噛まれてる、そう理解したのはその行為から数十秒後だった。
銃兎「この間のキスマークはきえてしまったので…また新しくつけました」
その後も降り注ぐ痛みと快楽に私は顔を歪ませた。

銃兎side
小一時間くらい経っただろうか。時刻は午前一時半を指していた。
自分の愛撫で疲れて寝てしまったAを見詰める。酒に酔った勢いでやってしまった……ほぼ覚えていない…がAがとても可愛かったことは覚えている。
どうやら理性は保ってくれたようだったが彼女の乱れた服と自身の体温が高いことが証拠だ。俺は何をしていたんだ…でも…

銃兎「愛を確かめられて…よかった」
彼女の手首に縛り付けていたネクタイを解き、毛布をかける。
銃兎「おやすみ…A」
彼女の額にそっとキスをした。俺も左馬刻が座っていた方のソファに寝そべり、そのまま目を閉じた