【募集企画】能力者と１４人の一般人〈ｗｒｗｒｄ！〉【募集締切】 (ページ36)

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【過去】
　とある家庭の双子の妹として生まれた少女は優しく育てられた。ただ、一度も姉の姿を見たことがないとか＿＿
　少女が12歳の頃だっただろうか。少女は世界史の勉強に興味を持ち、武器や戦車に興味を持ち始めた。少女は母親に甘やかされて育ったため、武器もくれるだろうと思っていた。ところがいざ頼んでみると無理だと断られた。当然の結果だ。少女は落ち込んだが、とあることを思い付く。

　『自分で武器を作っちゃえば良いんだ！！』

　それが始まりだったのだろうか。少女は武器を空中で作り出した。少女は一度は困惑したが、まぁいいかな、ぐらいで済ませてしまった。それが能力と気づかずに＿＿＿＿＿

　ある日また、武器を作っているとそれを母親に見られた。母親は絶句し、すぐに父親に報告した。それを聞いた父親は

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ラミを捨てた。

　少女は困惑した。大好きだった父親から裏切られたのだから。そして、父親は言った。お前もあいつと同じか、と。

　そして、少女は孤児院に行く。その日はとても太陽が眩しかった。光が消えれば良いのにと彼女は思う。すると彼女の周りから光が消えた。彼女はもうひとつの能力を開花させてしまった。彼女は酷く落ち込んだ。
　だが、ひとつ嬉しいことがあった。自分と似た少女に出会った。その子とは名字も同じ、誕生日も同じ、容姿も似ていた。この子とは双子ではないかと思った。いえ、双子だった。そっくりだった少女のほうは覚えていたのだ。双子の妹がいると。
　それから二人は仲良く育った。そして同じ高校に行く。ただ、二人はあまり話さなくなった。何故かは分からないままである。

【派生作品】
作ってしまった…
能力者と14人の日常【wrwrd!】
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