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快斗「ははっ……Aは小さい頃と変わってねぇな」
『……?そうなの?』
快斗「ああ、ちょっと抜けるところもな?」
『う、うるさいな……』
ぷくっと頬を膨らますと指でつついてきた。
可愛い、可愛いって言ってくれるがそういうことじゃない
『もう、可愛いって誰にでも言うんでしょ』
快斗「んなわけねーって(Aにしか言わねーよ)」
そうやって誤魔化してくる。
キッドで活動している以上、世の女性もキッドの魅力に気がつかないわけがない。
幼馴染だからって、快斗を独り占めなんてしたくもない。
もやもやとした気持ちが頭の中で渦を巻いている。
こんな感情が私の中にあるだけでもいけないの……?
……私ってわがままだ。
出会えただけでも奇跡なのにそれ以上のことは望んではおけないような気がして。
伝えたい言葉を胸の中にしまい抑え込む。
『あ、今日のことは内緒にしておくね。誰にも言わないから』
快斗「おう、うっかりばらすなよ?」
『大丈夫だって』
キッドが快斗だということ
これは絶対に秘密にしないと行けない。
万が一お兄ちゃんに知られてしまったらどうなるか分からないから。
そんなたわいのない話をしていた時だった。
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くらげ(プロフ) - 星さん» 星さん、ありがとうございます🥲︎♡楽しんでいただけて嬉しいです☺️これからも引き続きよろしくお願いします (1月5日 17時) (レス) id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説めちゃくちゃ面白くて大好きです!続きがとても気になります!更新楽しみにしています! (1月4日 5時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - ばなな。 さん» ありがとうございます🥲楽しんでいただけて嬉しいです。のんびり更新させて頂きます (1月3日 17時) (レス) id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
ばなな。 - とっても面白かったです!続き楽しみにしてます!☺️ (2023年4月8日 0時) (レス) @page34 id: d6be0d4c84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くらげ | 作成日時:2023年3月22日 8時