鬼のお姫様【鬼滅の刃】 (ページ15)

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炭治郎は、宇随の嫁の情報を探るべく話をしているなか、鯉夏花魁に話しかけられる。
そして須磨のことを聞き出そうとする。

鯉「姐さんに続いてあなたも遊郭に売られてきたの？」

炭「はい、姉とは…手紙のやり取りをしていましたが、足抜けするような人ではないはずで…」

鯉「そう…私も須磨ちゃんが足抜けするとは思えないわ、
しっかりした子だったもの…」

人が逃亡したと思われるため鬼にとっては都合が良い。
一刻も早く助けなければ…

鯉「須磨ちゃんに続いてたまに、朝霧もいなくなるの＿＿
ふとした時にはいるんだけど…」

炭「朝霧花魁って…！」

＿＿＿いない…？さっきまでは居たのに…

鯉夏がAの名前を口に出した時、炭治郎は先程話しかけられたのを思い出し廊下の方を振り向く。

もちろん姿はないが彼女の身にも何かあるのではないか

鯉「私の勘違いだけかもしれないけど、たまに心配しちゃうのよ、あの子は可愛いし、いつも優しいし…」

炭「そうなんですか…」

***

「無惨様に聞いたけど、やはりあの女…
耳に花札を付けていた……！！」

遊女に変装するつもりでここに来るなんて…

鬼殺隊がここに潜入して私たちを殺しに来ている。
一刻も早く始末しないと＿＿＿

久しぶりだなぁ、鬼狩りが来るなんて。

いつでもおいで？死ぬまで見届けてあげる＿＿