健永の悩み_from N ページ23
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健永とは好きな音楽や
趣味の話もバッチリ合って、
初めて会ったとは思えないくらい
仲良くなり、
それから
自然と俺たちの話題は
学校の話になった
「へぇー、
健永って進学クラスなのか!
スッゲーなー!
普通クラスでも赤点ばっかな
俺には無理だな〜。」
俺が楽天的に言うと、
「うん...だけど、俺...
授業ついてけなくてさ、
予習もついてけねえし、
ぶっちゃけ、
学校楽しくないんだ...
このまま進学クラスで
勉強しても
意味無いんじゃないかって
思うんだよ最近...」
不安そうにしてる健永。
ここは先輩のニカちゃんが
びしっと元気づけてやるか…
「お前の好きなように
やればいいんじゃねーの?
かーちゃん楽させるために
公務員になるより、
俺がおまえのかーちゃんだったら、
そんなに息子に無理して
ほしくねえな。
親孝行の仕方なんて
まだほかにもたくさんあるだろ。」
ポンポンと頭を撫でてやると、
健永は泣き出した。
「う...うぐっ…ひっく...」
「な、何泣いてんだよ...」
「だって、
俺、ほんとに悩んでたから、
二階堂が真剣に考えてくれたの、
なんか、嬉しくて…っ
俺、やっぱ普通クラスに異動したいっ...」
「男のくせに泣くんじゃねーよ…」
そう言いながらも、
なんか頼られたのは嬉しかった。
健永って意外にナイーブなんだな…
そのあとは、
健永は午後の授業はサボらず
出るということで、
メアド交換し、俺らは解散した。
健永の苗字、木田さんと同じなのは
ちょっと気になったけど、
まぁ珍しすぎる名前じゃないから
さほど気にしてなかった...
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なみみ(プロフ) - YUINikAさん» 返信遅れてごめんなさいー!ありがとうございます。これからも宜しくお願いします(*´∇`*) (2014年11月25日 8時) (レス) id: 27081766ac (このIDを非表示/違反報告)
YUINikA - とても面白くて続きが楽しみです!更新頑張ってください!! (2014年8月5日 16時) (レス) id: 36d53eb199 (このIDを非表示/違反報告)
なみみ(プロフ) - ゆりさん» コメント、本当にありがとうございます…!こんなもので喜んでいただけるな んてとっても嬉しいです!これからもよろしく お願いします〜 (2014年7月13日 18時) (レス) id: 27081766ac (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - ドキドキしながら読んでます…!好きです!更新がんばってください(*^^*) (2014年7月13日 7時) (レス) id: a098494ee8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なみみ | 作成日時:2014年7月9日 22時