くずとくず？【fw】

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｢初めまして、幸Aです。いつも不破くんがお世話になってます｣





そういって挨拶するのは俺の彼女




｢まぁこいつらに世話なんかされとらんけどな｣




｢世話しかしてねぇわ｣




けらけらと笑うイブ




された覚えないんだが？







｢不破くん不破くん、今日この人たちも一緒に行くの？｣


俺の袖をちょいちょいと引っ張って聞く幸ちゃん


可愛いすぎて飛びそう



｢な訳ないやん、俺デートの時までこいつら視界に入れたくないって｣



｢それはなんかじゃない？｣




｢良かった！じゃあ不破くんのこと独り占めしていいんだ｣


満面の笑みで俺を見る幸ちゃん


今まで見てきた奴らがどれだけ汚れてるか分かるわ




｢俺も幸ちゃん独り占めするもんね！

じゃあここで解散で！また月曜日！｣



3人にそう言って今度こそ幸ちゃんと歩き出す



｢そういえば今週のやつまだ言ってなかったよね｣


｢あ〜、せやね

せーので言おうか｣


｢｢せーの｣｣





｢3｣
｢5｣


｢あー！負けた！幸ちゃんモテすぎちゃう！？
俺の彼女って言ってるんよね？

え、皆日本語通じてんの？｣


｢不破くんもモテてるの知ってるんだからね｣



頬っぺぷくーってしながら俺の方を見る姿に昇天しそうになったがなんとか耐えた

危ない




｢まあまあまあ、モテモテなのは元々やからな俺ら｣


｢みんないつになったらナンパとか辞めてくれるのかな？

そろそろ鬱陶しいよね｣


｢まぁそれだけ魅力的ってことやね










でも幸ちゃんのこと1番好きなのは俺やから！！｣



｢ふふ、知ってる｣

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