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仕事中は消音にしている携帯が震える


茜「もしもし」


『あ!茜!久しぶりアル!!元気アルか?』

万事屋からの電話だった。可愛い元気な声が茜の耳に響く

茜「うん。元気だよ。…どうかしたのか?」


『実は今日久しぶりの大量の給料でぱっつぁんが奮発して焼肉するネ!!良かったら茜も来ないアルか?』


すると、急に雑音が大きくなり違う人物の声が聞こえる


『おい、バ神楽こいつの家はなァ…ものすげぇデカい家で毎日焼肉パーリーなんだよ!だから誘わなくていーの!!それに俺達が食う分少なくなるだろーが…』

『茜さん!!お久しぶりです!!僕です!志村新八ですよ!銀さんも茜さんに来て欲しいって言ってるので是非来てくださいね!』


『オイ馬鹿!!お前ら誰のおかげで得た肉だと思って…』


茜「え?いいのか?でもせっかくの給料で買った肉なのに…」

『大丈夫ですよ!かなり今回は儲かって…それに神楽ちゃんが呼びたいってうるさいんですよ」

茜は少し考え込み

茜「そうか…じゃあお言葉に甘えようかな。今から大江戸スーパーに寄って追加の肉買っていくから…」


『え!?ホントですか!?茜さん!!ありがとうございます!!』

『オイ茜!!買ってくんなら松阪牛買ってこいよ』

『茜!!ついでに泊まっていってヨ!!茜と久しぶりにお話したいアル!!』


茜は携帯から聞こえるうるさすぎる声に若干呆れながら電話を切り、大江戸スーパーへと方向転換をし、歩き出した




全く…電話くらい静かに出来ないのか…


本当に賑やかな奴らだ…。


顔を少しだけ綻ばせながら___

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作者名:あかお | 作成日時:2020年8月11日 3時

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