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"茜"は俺から離れると、笑い出す
「あははははははははッ!!」
目に涙を浮かべるほど笑うと
「"私"は"私"だ。」
「___でも私じゃない。」
言っていることが理解できない。
姉…？妹…？茜に姉妹がいたなんて聞いたことがねェし…。
ふと、茜が言っていたドッペルゲンガーの話を思い出した。
いやまさかな。…そんなの有り得ねぇ…
でも、もしコイツが茜自身なら利き手である右腕の義手を取ればコイツが暴れるのは防げる__
襲いかかってくる"茜"の刀を木刀で受け止めると"茜"の右腕に手を伸ばし、思い切り捻りあげ、義手を外そうとするが____
ゴキッ…!!!!!!
"茜"の右腕は鈍い音を立てて変な方向に曲がった。
銀「なッ…!?」
銀時は驚きのあまり、彼女の腕を呆然と見つめる
"茜"は腕が折られたにも関わらず、銀時に襲いかかる
それを受け止めきれず、地面に転がる銀時
何でだ…？何であいつの腕が…こんなの有り得ねェ…。それにあの感触…
…間違いなく本物の腕だ。
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作者名：あかお | 作成日時：2020年8月11日 3時
