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私の目の前にあるのは松下村塾









そして私の隣に先生と晋助と小太郎が居て





みんな笑っていた









あの晋助でさえ


子供の頃に見せた無邪気な笑顔で






そして、私の右腕は本物の腕だった









でも、何かが足りない。









そうだ。銀時が居ない。









銀時は何処にいるんだ?









銀時を探そうと周りを見回す







すると、聞こえてくる声









「私の幸せを奪ったアイツは必要ないでしょう?」









はぁ?何を言ってるんだ。アイツは…









うっすらと目を開けるとそこには見知った天井





まただ……。


最近いつもあの夢ばかりみる。




みんな笑っているのに

銀時だけが存在していない世界


寝る時は義手を外しているため、左腕だけで上体を起こすのももう慣れた。


枕元に置いた義手をはめると、大きく伸びをして青い空を見あげた。


気持ちのいい雲ひとつない快晴


服を着替えると、茜は居間へと向かった。

。→←夙夜夢寐



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作者名:あかお | 作成日時:2020年8月11日 3時

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