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ページ7

あの時のお妙ちゃんの涙が忘れられなかった。




いや、違う。




思い出したんだ。あの"涙"を



同じだった。

昔、唯一私を"家族"と言ってくれた人








____お母さんと同じ泣き顔だった。


あの時、拭えなかった涙をもし__拭えるのなら…

気づけば茜は編笠を被り、真剣を腰に指し、木刀片手に雨の中を走り出していた。

。→←。



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作者名:あかお | 作成日時:2020年6月28日 0時

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