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屋敷内の警備と言われても…
茜「なんで貸切にしなかったんだよ…クソ平…」
茜は広い屋敷を歩き回りながらブツブツ言っていた
そもそも、何のための真選組だよ。こういうのを真選組に頼めばいいんじゃないのか？コノヤロー…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…
真選組…そういえば最後に会ったのは「すまいる」だったが…お妙ちゃんと知り合いらしきあの人は何者だったのだろうか…？
どこを歩いても同じ風景の長い廊下に飽き、茜は庭に出た。庭には小さな池があり、赤や白の鯉が泳いでいた。
池をぼーっと見つめながら歩いていると道に落ちている茶色い"何か"に目がとまった。
味噌…？
いや……コレは…
うんk…
「どこでもウンコすんじゃねーって言ったろーが!!」
バシャァーーンッ!!
池に落ち、勢いよく水しぶきを上げたのは紛れもなく近藤の見合い相手であるバブルス王女だった
近「ホントしょーがねーな！この子はもうどこでもウンコたれてね！まいってんのよ！」
銀「いやお前から出てきたってアレ」
そこには近藤さんと何故か万事屋がいた。何やらウンコ漏らした漏らしてないで揉めているらしい。
…それより、バブルス王女ヤバくないか？
茜「おい、お前らそこで何やってる？ゴリラ王女怒らせたらマジでタダじゃ済まないぞ？」
神楽は茜を見るがいなや、茜の元へ駆け寄る
神「茜！ゴリラがいい年こいてウンコ漏らしたネ」
茜「ゴリラって……どっちのゴリラだ？」
茜は池に落ちたバブルス王女と近藤を交互に見ながらきくが、
近「ななななな何言ってんの!?こっちのゴリラに決まってんじゃーん？俺もう三十路だよ？いい歳こいて漏らすワケないじゃーんアハハ…」
近藤は、汗を垂らしながらバブルス王女を指差すが、万事屋たちの目は冷たい。
茜「………そうか。近藤さんか」
近「イヤイヤイヤ!!誤解しないでよ茜ちゃ…
バシャァァァァンッ!!!!
池に沈んでいた王女は起き上がり近藤達を追いかけ始めた。バブルス王女の顔は怒り狂っていた。
近藤達は逃げながら茜に助けを求める
近「茜ちゃん!!ゴリラ語喋れるんでしょ!?助けてェェ!!!!」
するとそれを聞いて銀時も口を挟む
銀「お前ゴリラ語喋れんの!?すげェ!!さすが怪力ゴリr…フゴッッ!!」
茜は銀時の顔面を無言で殴り、逃げながらバブルス王女に向かって話しかける
茜「ウホッッ!!ウホッウホッ!!ウホホホッ！」
(バブルス王女!!落ち着いてください!!)
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作者名：あかお | 作成日時：2020年6月28日 0時
