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神「酢昆布返せェェェ!!」
銀「ぐぉふ!」
意識が定まっていない状態で核をぶち破り銀時を殴り続ける神楽
神「あー酢昆布だ」
神楽は星海坊主の頭をぼーっと見つめる
ブチンッ!!!!
神楽は星海坊主の残りの毛根の5割を抜いた
坊「きゃあああああああ!!何すんのォォォォ!!!!
お父さんの大事な昆布がァァァ!!」
それをもさもさと口に含む神楽を止める茜と銀時
茜「ダメだ神楽ちゃん!!それ食ったらハゲるぞ!!ホントにいいのか!?」
銀「お父さんみたいにハゲちゃっても知らねーぞ!?俺は知らないからな!!」
坊「ハゲるかァ!!てめーら後でぶっ殺す!」
言い合っている間に松っちゃん砲は放たれた
ドォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!!
『目標消滅を確認』
警察庁の男が声をあげた
「長官!!射撃地点から微弱な生体反応が!!」
松「な…なんだと…?」
松平はくわえていた煙草をぽとりと落とす
星海坊主がボロボロになりながらも傘一本であの砲撃から神楽達を守っていたのだ。
*
銀時と星海坊主が話しているのを遠くから眺める茜
ずいぶんと大きな事件に巻き込まれながら親子喧嘩をした神楽と星海坊主
親子喧嘩か……。私はそんな事一度でもしたことがあっただろうか?私の家族との記憶は…人としてではなく、モノとして扱われた日々
すれ違いでギクシャクする親子だとしても
神楽ちゃんも星海坊主も互いを思いやっている
だから、星海坊主は引いたんだ
万事屋を信じて
_____神楽を信じて。
きっと神楽ちゃんもまた星海坊主のことは何だかんだ言って信用しているのだろう。
仲が良いのか悪いのか分からない二人が…
「少し…ほんの少しだけ…羨ましい」
星海坊主が去っていくのを涙を堪えながら見つめる神楽を見つめながら茜は呟いたのであった。
※オリキャラである茜の部下の愛蔵達はまたお話に出てきます。まぁとりまめっちゃさわやか系イケメンだと思ってくだされば大丈夫です!!
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作者名:あかお | 作成日時:2020年5月27日 23時