第125話 ページ40
「そなたら、一体どういうつもりでござるか」
万斉は椅子に腰掛ける三人を警戒しながら尋ねる
一方、Aは万斉を見つめながら坂本の隣に腰掛けていた
「ガッハッハッ!高杉と喧嘩しよったは銀時とヅラだけぜよ」
「そうよ、万斉。辰馬は三人のサンドバッグになってただけ」
「ちょ、Aそれは語弊がある気が…」
「宇宙をプラついてた貴様には解らんのだ!アイツが一体何をしたか。銀時、教えてやれ!アイツが今迄行った悪業の一つ一つを!!」
銀時は顔を伏せながらぶつぶつと呟き出す
「高杉の悪い所がひとーつ、高杉の悪い所がふたーつ、高杉の…ZZZZ」
「見ろォ!!悪い所ありすぎて寝ちゃったよ!」
桂はビシッと坂本を指さす
「その悪の権化のような男にあろう事か貴様は手を貸したのだ!坂本
逆にアイツを助けるに足る理由…いい所が存在するか数えてみせようか!」
「高杉のいい所が…ひとZZZZ」
一つも言い終える間に眠りに落ちた桂
半目なのが若干怖い
「いい所も沢山あるんかいィィ!!」
「いい加減にしてください!アンタら結局寝たいだけで…」
「…そんな事より、晋助は?晋助は無事なの?」
Aの一言により、その場は静まり返った
すると、新八の隣にいた陸奥が4人が座るテーブルの前に行く
「春雨側から
___高杉はまだ死んどらん。間違いないぜよ」
その言葉にほっとしたようにAの眉間に寄っていた皺は無くなった。
腕組みをした坂本がAと万斉に向かって言う
「今お前らは途方もない相手を敵に回しちゅう。皆で力を合わせねば皆死ぬ。わしらが
「そんなことできるわけ…」
「できるわ」
万斉の言葉をかき消すように言葉を発したA
真っ直ぐと、万斉を、坂本を見つめる
その表情には、今の鬼兵隊の全てを背負う覚悟が現れていた。
「鬼兵隊総督が不在の今…鬼兵隊の指揮はこの私…化野Aが執る」
全ては晋助を助けるため。春雨程度で、鬼兵隊は終わる訳にはいかないのよ…!!
万斉はしばらくAを見つめるが、折れたようだった。
決まりじゃの!と坂本はAの手をガシッと掴み握手をした
「艦長ォ!!」
操縦士の声に皆はいっせいに前を見る
そこには大量の幕府軍の船
「あれは…徳川喜々!!」
「___おいでなすったか」
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かの(プロフ) - 了解です!続編楽しみに待ってます!! (2021年8月25日 0時) (レス) id: ee87e6c279 (このIDを非表示/違反報告)
あかお(プロフ) - かのさん» すいません(汗)まだ一話もできてないので、まとめて更新する際、パスワード解除して一般公開する予定なのでもう少し待ってくれると嬉しいです!ここまで読んでくれてありがとうございます! (2021年8月19日 18時) (レス) id: 44a4940930 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 続編はどうやったら見れますか? (2021年8月19日 17時) (レス) id: ee87e6c279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかお | 作成日時:2021年3月3日 19時