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第124話 ページ39

「A、おまんらの大将は…わしらの友達は…
わしらで助けるぜよ。」

ニカッと彼は笑う。こんな状況で笑ってられるのは彼くらいだろう。
万斉はサングラスで隠れていて表情は伺えないものの、驚いているのは見なくても分かる。
言葉でしか語られなかった攘夷四天王の一人が今、目の前にいるのだから。

…本当に、馬鹿な(ひと)
Aは唇を噛み締め、俯いた


「未だに高杉(あの男)をそう呼ぶのは、お前くらいのものだ。坂本」

突如聞こえた声に顔を上げた

白いペンギンと共に歩いてくる長髪の男

坂本と同じく、攘夷四天王の一人
"狂乱の貴公子"___桂小太郎

「奴は感謝すべきだ。銀河の果てまで己を救いに来てくれる男がここにいる事を。
…そして、嘆くべきだ。宇宙の果てまで己を斬りに来る男がここにいる事を」

辰馬達の乗る大きな船へ乗り込んでくる桂一派

その奥に、もう一人…男がいる事に気がついた。

白い着流し、クルクルの銀髪

かつて最も恐れられた攘夷四天王が一人…


"白夜叉"___坂田銀時

「銀時…」

「ば、ばかな…かつて晋助と共に攘夷戦争を戦った伝説の男達が、何故ここに…」

万斉は自分の目の前で起きていることに理解が追いついてないようだった。



桂浜の龍
狂乱の貴公子
白夜叉

皆目的は違えども、敵は同じだ。

3人の男が船に乗り込む

辰馬が桂と銀時とAを見回し、にやりと笑う


「役者は揃ったな。出航じゃあああああ!!!!」

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かの(プロフ) - 了解です!続編楽しみに待ってます!! (2021年8月25日 0時) (レス) id: ee87e6c279 (このIDを非表示/違反報告)
あかお(プロフ) - かのさん» すいません(汗)まだ一話もできてないので、まとめて更新する際、パスワード解除して一般公開する予定なのでもう少し待ってくれると嬉しいです!ここまで読んでくれてありがとうございます! (2021年8月19日 18時) (レス) id: 44a4940930 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 続編はどうやったら見れますか? (2021年8月19日 17時) (レス) id: ee87e6c279 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかお | 作成日時:2021年3月3日 19時

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