検索窓
今日:5 hit、昨日:15 hit、合計:16,097 hit

将軍とデートぉぉぉ!?篇/山田太郎 ページ8

「徳川茂…「山田太郎ッ…くんだ。…ね?」

ヤバい。咄嗟に思いついた名前を言ってしまった。
しかも超庶民的…
茜は茂茂に圧をかけて無理やり頷かせた

「へー山田太郎アルか。庶民的アルな」

「おいおい一応茜はこの小説の主人公だぜ?もっと個性的な奴とくっついた方がいいんじゃねェの?
例えば、俺とk…」

「お登勢さん、ビール二つお願いしまーす」

銀時が茜に華麗に無視され、傷付いていると新八からのフォローがはいった

「ところで太郎さんと茜さんの出会いはなんですか?」

ぎくっ

そんなこと聞くんじゃねーよ、設定とか考えてないし

これもしかしてバラした方が楽なんじゃ…?
茜は頭をフル回転させ、徹夜で読んだ少女漫画の内容を思い出す

「ええと…確かあれは、何ら変わらない日々…だけど、その日を境に私達の運命の歯車は動き出した…」









いっけなーい☆遅刻遅刻☆


あ、私の名前は黒田茜

超普通の女子高校生

今日から高校デビューなのに初日から遅刻!!
まったく…私ったら…

てへぺろ♡




ドンッ…!!



道を曲がろうとすると、誰かとぶつかってしまった


「「ごめんなさいッ」」

ふたつの声が重なる

「大丈夫?怪我は?」

そう言い、こちらに手を差し伸べてくれた男の人___









___の、お父さんの弟の従姉妹の義理の母の兄である山田太郎さんと出会ったんだ。

「イヤ、さっきの回想シーンいります!?絶対要らないよね?!」

「いい出会いアルな〜…コレは銀ちゃん厳しいかもアルね…」

「どの辺がいい出会い!?遠いんだよ山田太郎さんまでの道のりがァ!!」


「まァまァ、出会いなんてそんなモンどーでもいんだよ。山田太郎さんよォ…やっぱ男は酒で語り合わねェとなァ…」

銀時は山田太郎の肩を組み太郎のコップに酒をついだ

「お前さんここら辺では見ねェ顔だし、遠くから来たのか?なら、俺達の酒の場でのルーティーンを見せてやるよ」

そう言い、コップに入った酒に入れだしたのは大量のタバスコ

おい待て、そんなルーティーン私知らない
絶対嘘だろ。お前甘党じゃん…

てかソレ将軍んん!!!!

お前がタバスコ飲ませようとしてる人将軍んんん!!!

「そうか、これがかぶき町の酒場でのルーティーンか…趣があるな」

趣なんて微塵も無いよォォ!!!!
ただアンタの舌をおかしくさせようとしてるだけェェ!!

「ささ!ゴクッと逝っちゃって!」

文字の表記違うゥゥゥ!!

「「「いーっき!いーっき!」」」

万事屋達は手拍子をしながら声を揃える

将軍とデートぉぉぉ!?篇/いっき→←将軍とデートぉぉぉ!?篇/サーカスかよ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪乃(プロフ) - 続き待ってます (1月15日 1時) (レス) @page25 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
美結菜 - とても面白いです!続き楽しみにしています! (2023年2月15日 19時) (レス) @page25 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
tmailes(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。更新楽しみに待ってます! (2021年5月19日 1時) (レス) id: ece380cb29 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あかお | 作成日時:2020年11月8日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。