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将軍とデートぉぉぉ!?篇/サーカスかよ ページ7

将軍の視線の先に目を向けると_____







見覚えのある白くて大きな犬が大玉に器用に乗っていた

「さあさあ!寄ってらっしゃい!見てらっしゃい!」

「万事屋の看板犬である定春の玉乗りアルよー!!」

そして、電柱には何故かさっちゃんこと、猿飛あやめが括りつけられ、スレスレに銀時がクナイを投げまくっていた。周りから見ると異様だが、猿飛本人は嬉しそうだ。

「銀さァァんッ!!今日は随分と積極的ね…((ドスッ…

銀時の投げたクナイが見事に猿飛の顔面に刺さった


「あー…あれはサーカス団だ。うん、変な芸を路上で披露して金を巻き上げる悪徳サーカス団だ。
関わらない方がいい。よし、レストランに…」

「おうおう…茜サン…待ってましたよォ?」

行かせないと言わんばかりに銀時達が立ちはだかる。
幸い、隣にいるのが将軍とはバレていないようだ。

「茜、デートお疲れアル!!楽しかったアルか?」

「茜さん、是非スナックお登勢でゆっくりしていってください!」

歓迎されるのは嬉しい。だが、万事屋達の目が全く笑っていない。

「い、いや…それが手違いでレストラン予約しちゃって…だから…」

「茜、余はここで食事をとりたい」

え!?と思わず茂茂を凝視する

「…ダメか?」

茜は溜息をついた
ヤバい…かなりやばい。

「はぁー…分かったよ…」

茜達と万事屋はスナックお登勢の扉を開け中へ入っていった

「いらっしゃい…アラ珍しいね。アンタが男連れてくるなんて」

「あはは…お登勢さんお久しぶりです」

「カレシツクッタカラッテジマンシニキタノカヨ!」

「茜さんに彼氏…新たなデータとして加えておきます」

いや、たまちゃん…加えなくていい。

「アンタらもかい、まったく…」
とお登勢が呆れたように見つめる先には
既にカウンターの席に座った万事屋達

「おいババア、酒持ってこい酒ー」

「飯持ってこいヨ!腹減ったアル」

「ちょっと二人共!本来の目的忘れてません!?何のために茜さん達連れてきたんです!?」

新八の声に三人は肩を寄せ合い、コソコソと話す

「いいかお前ら、あの男が本当に茜の彼氏として相応しいかこの万事屋が品定めしてやろうじゃねーか」

「あの頭巾も本性も剥ぎ取って剥き出しにしてやるネ」

「じゃあ作戦通りに行きましょう」



同じくカウンターに座った茜達に向き直る

「ところで彼氏、名前なにアルか?」

神楽がテーブルに手を付き、横を見て向こうに座る将軍に話しかけた

え、待ってそれ聞いちゃう?

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雪乃(プロフ) - 続き待ってます (1月15日 1時) (レス) @page25 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
美結菜 - とても面白いです!続き楽しみにしています! (2023年2月15日 19時) (レス) @page25 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
tmailes(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。更新楽しみに待ってます! (2021年5月19日 1時) (レス) id: ece380cb29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかお | 作成日時:2020年11月8日 19時

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