検索窓
今日:7 hit、昨日:13 hit、合計:70,905 hit

ページ45

「さァ来いよ!早くしないと次撃っちまうよ!みんなの江戸が焼け野原だ!フハハハ!どうした?体がこわばって動くこともできねーか情けねえ…

何も残っていない焼け野原に三人の足音が響く

銀「撃てるモンなら撃ってみろよ」

神「江戸が焼けようが知ったこっちゃないネ」

新「でも、この人だけは撃っちゃ困りますよ」

茜の前に立つ三人の人影

茜は目を見開いた
茜「万事屋さん…な…なんで…なんでこんな所に…」

銀時は茜の方を振り返らず声をかける

銀「茜、お前何か勘違いしてねェか?…俺らはお前に迷惑かけられたことなんて一度もねーよ。全部俺が…俺達が好きでやってただけだ。」

新「そうですよ。茜さん、僕らはなんてったって万事屋ですから!」

神「私ら好きでこういうことやってるだけネ!」

銀「俺らはなァ…

「「「好きでアンタの力になってんだよ」」」

…なんで

どうして…?

なんで私は…

なんでみんな…

茜の前に真選組と万事屋たちが並ぶ


土「撃ちたきゃ、俺達撃て。チン砲だがマン砲だが知らねーが毛ほどもきかねーよ」

沖「俺達退けたいなら好きにしてくだせェ。戦車一台あっても足りやせんぜ?」

「そうだ!そうだ!撃ってみろよ!」

「このリストラ侍が!」

「ハゲ!リストラ!ハゲ!」
万事屋に続いてみんなは口々に言う

「俺がいつハゲたァァァ!上等だァ!江戸消す前にてめーらから消してやるよ!」

銀「消えんのはてめーだ!行くぞお前らァ!」

マムシたちに向かって走り出していく銀時達

そのときだった。銀時の頭が何者かの手により押さえつけられる

銀時の手から木刀を奪い取りマムシの元へ飛び上がる

茜「工場長、今日をもってこの仕事は辞めさせてもらう。

____私は…警察庁長官補佐__黒田茜だ


銀・神・新「「「茜(さん)!!!!」」」

茜は木刀を構え蝮Zを真っ二つに割る

蝮Zは爆発を起こし工場は崩れていった。



茜は顔を伏せ歩いて戻ってくる

万事屋達の前まで来ると顔を上げ、木刀を銀時に返し銀時達を見つめる
茜の赤い瞳には、銀時達の姿が映っていた。





茜「思い出したよ。銀時…お前は馬鹿でアホで…ちゃらんぽらんで天パでマダオで………でも、

______誰よりもまっすぐな目をした男だ。

優しく微笑みながら言った茜はそう言い残し去っていった。

。→←。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あかお | 作成日時:2020年5月19日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。