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茜「ジミーアレくらいでへこたれるんですか?誰だって最初は上手くいかないものですよ。諦めずに頑張りましょうよ」

崎「いやジミーって何!?それはもしかして地味から来てるのか!?それに俺は密偵で来てるだけだから!」

山崎が心配そうに茜を見つめて言う

崎「茜さんも早いとこ引き払った方がいいですよ。記憶がないなら尚更です。ここの工場長は巷じゃ職にあぶれた浪人を雇ってくれる人情派らしいですが、その裏は攘夷志士を囲い、幕府を転覆せんと企てる過激テロリストと噂されてるんです。だから今の茜さんには危なi…

茜「工場長は私を拾ってくれた恩人です!それ以上工場長を悪くいうならあなたでも許しませんよ!
…それに、ここなら誰にも迷惑はかけませんし…私はここに残ります。

崎「で、でも…

?「黒田さーん仕事始まりますよ」

山崎は聞き覚えのある声が聞こえた
黒田は立ち上がり、声をかけてきた人物と会話をはじめる

近「黒田さん、ちょっと僕のジャスタウェイ見てくれませんか?どうです?コレ」

茜「全然ダメです。もっと魂を込めて!ゴリさん!あなたの魂をこのジャスタウェイに吹き込むんですよ!」

茜と話をしていたのは行方不明になっていた近藤だった

崎「お前何してんのォォォォォォォォォ!!!!」

山崎は近藤を殴りすぐに真選組に電話をかけた

茜「ゴリさァァァん!!!!ゴリさんしっかりしろ!ジミーなんて真似するんですか!ゴリさんは私と同じ記憶喪失で頭は初期ファミコン並なんですよ!」

崎「局長も記憶喪失!?アンタバカのくせに何ややこしい症状に見舞われてんのォォ!!バカのくせに!」

倒れた近藤を助け起こしながら茜は山崎に言い返す

茜「言い過ぎですよジミー!バカはバカでもホモ・サピエンスから猿人に戻ったくらいのバカですよ!」

崎「いや結構それ変わってるから!!
とにかく帰りますよ!局長!」

山崎は近藤の襟元を掴んで帰ろうとする近藤の腕からジャスタウェイがひとつ落ちた

ゴォンッッ!!!!!!!!

ジャスタウェイが爆発した。

「「「ぎゃあああああああああああああああ!!!!」」」

茜達は爆発するジャスタウェイから逃げ回る

崎「ウソだろォォォ!!ジャスタウェイが!」

近「僕ら、爆弾をつくらされてたってのか!?」

茜「そんな…工場長がホントに悪い人だったなんて…

「てめーらかァァァァァァ!!!よくも俺の計画台無しにしてくれたなァァ!血祭りじゃああ!!」

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作者名:あかお | 作成日時:2020年5月19日 11時

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