主人公が記憶喪失なったらこの小説しめーだろ ページ36
※原作とオリジナル混ざってます。
茜が飛脚と衝突事故を起こしたらしい。どうやら茜がいつもの暴走族のごとくバイクに乗りアクセルを踏み込んで飛脚と衝突。しかし、茜はバイクに振り落とされた時、飛脚が怪我をしないように庇っていたらしい。おかげで飛脚は無傷。衝突した茜の方が怪我を負ってしまった。意識が戻っていないらしい。
万事屋達は茜が事故に遭ったことを聞いて病院に来ていた。
神「銀ちゃん…茜大丈夫アルか?」
『手術中』と書かれているランプを見つめながら心配そうに銀時にきく神楽
銀「心配すんな。アイツは事故なんかで死ぬタマじゃねーよ」
すると、手術室のランプが消えた
新「あっ!銀さん!手術終わったらしいですよ!茜さんの様子見に行きましょうよ」
神楽と新八はここは病院だというのに走りながら茜のいる病室に向かう
銀「ったく…死ぬわけでもねーのに…心配かけやがって…」
俺が頭を掻きながら茜の病室に向かっていると看護士が気まずそうに声をかけてきた
「あの…黒田 茜さんのお知り合いでございますか?」
銀「え?あ、ハイそうですけど…」
「そうでしたか。実は茜さん意識の方はあるんですが…」
神楽と新八は茜のいる病室のドアを勢いよく開ける
神「茜ー!大丈夫アルか?」
新「茜さん!ホントに大した怪我じゃなくて良かったですよ!」
たが茜は神楽の問いかけにも新八の言葉にも何も反応しない
まるで聞こえていないかのように窓の外を見ていた
神「茜…?」
反応のない茜を不思議に思い名前を呼ぶ神楽
突然茜がこちらを振り向いた。その目には神楽の姿も新八の姿も映っていない。
茜の目には何も映っていなかった。
新「茜さん…?」
その時、病室の扉が開き、銀時が入ってきた
茜は冷たい声で問う
茜「あなた達……誰?」
茜の言葉に目を見開き固まる神楽と新八
銀時だけは何も映さない茜の目をじっと見つめていた。
新「銀さん…これって…」
銀「さっき看護士から聞いた。…コイツ、記憶喪失だってよ。いつ記憶を思い出すか…記憶が戻るかすらも分からねェって…」
銀時の言葉を聞いた神楽が茜の襟元を掴む
神「茜!私らの事覚えてないアルか!?ホントに分からないアルか!?私、神楽ヨ!こっちは新八に銀ちゃん!ホントに覚えて…
茜「触らないで」
神楽の言葉は茜の一言に遮られた神楽はびくりと肩を震わせ茜の襟元から手を離す
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作者名:あかお | 作成日時:2020年5月19日 11時