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松平はイライラしたのか銃を発砲しまくる
パンッ!! パンッ!!
松「あーもうまだマイホームのローンも残ってるってのによォォォ!娘の留学も全部パーじゃねーか!どーしてくれんだァ!!!!」
近「ぎゃああああああああああああ!!!!!!」
*
近「茜ちゃん…うちの奴らが迷惑かけちまったな」
茜「いえ、元はと言えば深入りした私の責任でもあるので指詰める覚悟はできてます」
茜が運転する車に松平と近藤は乗り城へと向かう
茜「ですが…この件は天導衆が関わっています…
近「え"ッ!?天導衆!?じゃあ俺たち処罰されるってこと?」
茜「多分それはないでしょう。私達が目障りなのは間違いありませんが公にそんな真似をすれば煉獄関と関わっていたことを自ら語るようなもの…あ、でもお二人が城で揃ったところを暗殺する__という可能性も有り得ますけどね」
茜の言葉を聞いた途端、急に顔が青ざめ出す近藤は後部座席のドアを開けて走行中の車から出ようとする
松「なっ…何やってんだてめェェェ!!」
近藤の腕を固定し、近藤が逃げるのを必死に食い止める松平
近「いやだァァ!!こんなオッサンと死ぬのは嫌だー!
死ぬならお妙さんの膝元で死ぬぅぅ…!!」
松「待て、これはあくまで茜ちゃんの推測だ。俺たちで力を合わせれば城までたどり着けるかもしれん!
そうなりゃ俺たちの勝ちだ!!」
近「………とっつァん…とっつァんって何座?」
松「あん?乙女座だけど」
近「最悪だァァァ!純度100%で死に向かってる!もうだめだァ!!」
また車から出ようとする近藤を必死に食い止める松平
松「落ち着けェェ!人は皆いずれ死ぬ!大事なのはどう生きるかだァ!!」
茜「お二人共、落ち着いてください。私がなんの手立てもなしに丸腰で城に向かうと思いますか?」
近「あ…茜ちゃん!何か策があるのか…!!さすが茜ちゃんだ!!」
茜は運転中にも関わらず後ろを向き近藤を真剣な目で見つめる
茜「私も乙女座です。乙女座THREE★POLICEで頑張りましょう」
近「これ絶対死ぬじゃん!死ぬやつじゃねーかァァ…
キィィィィィ!!!!!!ドンッ!!
茜は後ろを見て話していたせいで前の車にぶつかってしまった
長「オイオイオイオイ!ちょっとどこ見て走ってんのォ?勘弁してよ〜」
すると二つの銃口が長谷川に向けられる
松「てめー殺し屋だろ。殺し屋だよな?殺し屋と言ってみろ。ぜってー殺し屋だよ。」
茜「公務執行妨害とグラサンの容疑で逮捕する。即刻死刑だ。」
。→←いい事は連続して起こらないくせに悪い事は連続して起こるもんだ
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作者名:あかお | 作成日時:2020年5月19日 11時