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土「本来ならてめーらみんな叩き斬ってやるとこだが生憎てめーらみてーのに関わってる程今ァ俺達も暇じゃねーんだ、消えろや。」
銀時と神楽はバカにするように口に手を当て
銀「あー幽霊恐くてもう何も手につかねーってか」
神「かわいそーアルな。トイレ一緒について行ってあげようか？」
痺れを切らしたのか近藤が万事屋に言う
近「武士を愚弄するかァァァ！トイレの前までお願いしますチャイナさん」
土「お願いすんのかいィィィ!!」
近「いやさっきから我慢してたんだ。でも恐くてなァ」
神「ホラ行くヨ」
本来なら逆の立場のはずなのに神楽にトイレについて行ってもらう近藤
土「オイぃ！アンタそれでいいのか!?アンタの人生それでいいのか!?オイ!!」
土方は近藤に突っ込むが近藤と神楽は厠へと向かって行った
土「てめーら頼むからこの事は他言しねーでくれ頭下げっから。」
茜「じゃあ、頭下げろよホラ」
茜が土方の頭を踏み土方は地面に押し付けられる
土「てめェいつか絶対殺してやる！絶対殺してやるからな！」
土「…ったく、情けねーよ。相手に実体があるなら刀で何とでもするが、無しときちゃあこっちもどう出ればいいのか皆目見当もつかねェ」
銀「え？何？おたく幽霊なんて信じてるの？
痛い痛い痛い痛い痛いよ〜お母さ〜ん。
ここに頭怪我した人がいるよ〜！」
土「てめェもいつか殺してやるからな」
沖田が土方に不思議そうに尋ねる
沖「まさか土方さんも見たんですかィ？赤い着物の女」
土方は深刻そうな顔をした
土「わからねェ…だが妙なモンの気配は感じた。ありゃ多分人間じゃねェ」
銀「痛い痛い痛い痛い痛いよ〜お父さ〜ん」
沖「絆創膏持ってきてェェ!!できるだけ大きな人一人包み込めるくらいの！」
銀時と沖田は打ち合わせをしたのかと思うくらい息ぴったりであった
土「おめーら打ち合わせでもしたのか!!」
すると新八は眼鏡をくいとあげ
新「赤い着物の女か…確かそんな怪談ありましたね…
僕が通ってた寺子屋でね、一時そんな怪談が流行ったんですよ。…えーとなんだっけな…夕暮れ刻にね授業終わった生徒が寺子屋で遊んでるとね、もう誰もいないはずの校舎に…赤い着物きた女がいるんだって。
それで何してんだって聞くとね…
「ぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!」
近藤さんの叫び声が厠の方からあがった
茜達が急いで駆けつける
神楽が近藤が入ってるらしい扉を叩いていた
銀「神楽どーした!?」
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作者名：あかお | 作成日時：2020年5月19日 11時
