【呪術廻戦】ひと粒一億円【男主】

2　(6歳頃) ページ3

「鼻血、出てる」


「...どうも」



横から声がかかったが、特に気に掛ける事なく着ていた着物で鼻血を拭う



術式使っていたんだから、僕が鼻血を出すなんて慣れっこだ


それよりも、花壇の花を全て5km先の山奥に移動させた事の方が重要


僕は立ち上がった


「どこ行く」


「山。どうせ花消えるの見てたんでしょ、移動した」



そうその場を離れると、隣をそいつも歩いてついてきた


なんだこいつ、と思い横を向くと横には見覚えのあるやつの顔があった



「お前、五条悟？だったら離れてほしい」


「なんでだよ、禪院A」



立ち止まって、五条悟と向き合う


こっちがだよ、なんでお前が僕の名前を知ってるんだ



「最強様といると、御家がうるさくてね。ご飯抜きにされたくないし」


「別に今日は年に一度、御三家が集まる日なんだから良いだろ」


「....」


なんか昨日、老人が話してたような話してないような

うーんと記憶を巡っていると、片方の手に温もりを感じた


「どういうつもり、最強様」


「その呼び方やめろ、悟でいい」

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