episode : 04 ページ16
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来田くんと距離を置き始めた私。
学校で必然的に会うけど前より話さなくなった。
その関係を心配した元くんと釣くんが私を呼んで
何があったかを聞いてきた。
元「…ま、あんま言いたくないかもしれんけど来田となんかあったか俺ら、友達だから聞きたいんだよな」
「実は私………前の学校で執拗なイジメに遭ってて」
二人は真剣な眼差しで私の話を聞いてくれた。
時折泣き出しそうになる私を大丈夫、と励ましながら。
「命を…絶とうとした時、救ってくれたのが石川亮さんだったの、、、」
釣「そうだったんや、鬼頭さんを虐めてた人間ヤバいな」
元「まさかそんな理由で朝霧に来たとは…俺らてっきり親の転勤とかで引っ越してきたかと思ってたからさ」
「親も、私に対する愛情はほとんどなくて、逃げてきた」
元「そこはアイツと似てんな」
釣「……ま、確かに似てるか」
「だから来田くんは私の事を好きになったんだと思う」
元「でも俺らかも言わせてもらうと」
釣「ここだけの話、ね」
「うん」
元「来田と鬼頭さんは釣り合わんよ」
友達の元くんが言うなら……間違いないのかな、
元「多分、素顔はそんないいもんじゃないはず。些細な事で怒って家を出て俺の家とか釣ん家とかで過ごす。正直、俺らもキツキツやってん。同じ部活やってるからええよー言って泊めてたけど。」
釣「そんで好きな人が出来た瞬間、自分のモノかのように鬼頭さんを束縛する。他の男がいると嫉妬する。ほんとどうかしてる。本人には言わんけどな。」
二人の本音と亮さんの言葉が合致した。
やっぱり周りにいろんな影響を与えていたんだな。
元「アイツと友達やめようかな」
釣「川瀬だけアイツの味方すんだよな」
「じゃ…私は来田くんにハッキリ別れを告げた方がいいってこと？」
釣「俺らの結論はそうかな〜」
元「石川亮さんと来田なら石川亮さんの方がいい気が」
気付けば予鈴が鳴っていた。
元「次、移動教室やん！何持っていくんだっけ？」
「教科書とノートと資料集だけで大丈夫だよ」
釣「さすがすぎ！ありがとA氏〜〜〜！」
「急に呼び方変わってる……笑」
来田「……………」
俺はさっき何を見たのだろう？
来田「A」
元「行こ、鬼頭さん。来田、悪いけど鬼頭さんはもうお前の彼女じゃないから」
来田「は…」
元から聞きたくない言葉を聞いてしまった。
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さくら(プロフ) - いつも楽しく見ております！もし宜しければ、渡部遼人くんでなにか恋愛系の作品出して欲しいです…！🙇💓 (8月14日 22時) (
レス) id: 5627b0b900 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 更新楽しみにしてます！ゆっくりでいいので完結まで書いてくださると嬉しいです！亮くんと結ばれますように (8月12日 23時) (レス) @page35 id: 957050d38b (このIDを非表示/違反報告)
B - このお話めちゃめちゃ好きです！誰と結ばれるのか楽しみにしてます！更新頑張ってください(^^) (7月23日 23時) (レス) @page32 id: fcf3e94168 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作者ホームページ：http://instagram.com/___wake.u?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時：2023年6月1日 10時
